皆さま、こんにちは！

いつもワインショップ・エノテカをご利用いただきありがとうございます。

渋谷ヒカリエ店　杉本です。

すっかり空気も冷え込み、あたたかな食卓が待ち遠しくなる季節がやってきましたね！

皆さまいかがお過ごしでしょうか。

さて、今回も私のイチオシワインとお料理のペアリングをご紹介させていただきます！

今回ご紹介するワインはこちら！

2022　ピエトラビアンカ／トルマレスカ（アンティノリ）　3,960円（税込）

南イタリア、プーリア州の名生産者、トルマレスカがオーガニックで造る白ワイン「ピエトラビアンカ」です。

こちらはシャルドネを主体に、土着品種フィアーノを少量ブレンドして造られています。

レモンやリンゴの爽やかな香りからはじまり、口に含むと白桃やメロンといった、多彩な果実のアロマが広がります。

酸味とミネラル感、軽い樽香のバランスが絶妙で、いつ、どこで、誰と飲んでも美味しいワイン。

一口飲めばプーリアの穏やかな海風を感じられる、そんな一本です。

今回は、ワイナリーのある南イタリアの海辺へ思いを馳せて、お魚のメインディッシュとペアリングしてみました♪

●チダイのアクアパッツァ×ピエトラビアンカ

イタリアン×お魚×白ワイン、でまず思い浮かべるのがアクアパッツァ、という方も多いのではないでしょうか。

まさに王道、鉄板、大定番の組み合わせです。

作り方はとても簡単。三枚おろしにしたお魚を軽くソテーして、後はお野菜と合わせて白ワインでさっと煮込むだけ！

煮込んでいる間に用意していたワインを抜栓して、飲みながら完成を待つのもまた楽しいです♪

今回は、先日パエリアを作った際に余ったムール貝と、飲み残してしまった白ワインを活用しました。

なかなかワインが飲みきれず、つい余らせてしまう…

そんなお悩みをお持ちの方にもぜひおすすめしたい一品です。

お魚表面の少し香ばしい香り、そして煮詰めた白ワインとお野菜の旨味やコクが、ワインの持つ芳醇な果実味と程よい樽のニュアンスにうまくマッチしました♪

また、レモンを軽く絞るとよりさっぱりとした味わいが楽しめ、こちらもピエトラビアンカの爽やかな口当たりとぴったりでした。

魚介2種、お野菜2種と食材を最小限の構成にすることで、ピエトラビアンカの持つピュアでありながらも複雑な味わいが引き出せたような気がします。

今回は王道のレシピでしたが、白ワインを使わずお魚の出汁だけで作ってみたり、

トマトとオリーブオイルをたっぷり使用して南イタリアの雰囲気をアップさせてみたりと、

お味のお好みや白ワインのテイストに合わせて幅広く対応できる、懐の広い料理だと改めて実感いたしました。

お魚の切身と冷蔵庫のお野菜、そこに白ワインがあればいつでもできる安定の一皿。

スーパーや鮮魚店で旬のお魚と目があったら、ぜひこのワインのことも思い出してくださいね♪

今回ご紹介したピエトラビアンカは、2024年度ワイン屋大賞にて5位に入賞した、スタッフお墨付きのワインでもあります。

数多のワインの中からプロが選んだ1本を、ぜひお試しくださいませ！

皆さまのご来店を心よりお待ちしております。