皆さま、こんにちは！

いつもワインショップ・エノテカをご利用いただきありがとうございます。

渋谷ヒカリエ店の杉本です。

都内の最高気温も日に日に上がり、お昼からワインを飲みたくなるような、爽やかな晴天の日が増えてきましたね！

最近の私は、次のお休みに開けるワインを日々真剣に考えているところです。

皆さまはいかがお過ごしでしょうか。

さて今回は、これからの季節に特に楽しみたくなるおすすめのワインと、ぴったりなお料理のペアリングをご紹介させていただきます！

ご紹介するワインはこちら！

元アメリカ大統領にも愛された、カリフォルニアを代表するワイナリー「ケンダル・ジャクソン」。

気取らず楽しめるデイリーユースなワインから、じっくりと楽しみたい贅沢なプレミアムワインまで、幅広いラインナップを持つ名門の生産者です。

こちらは、ステンレスタンクで発酵させたフレッシュなスタイルの白ワイン。

シリーズ名の「アヴァント」は、フランス語で「前の」という意味。

ワインとして熟成させる「前の」、ブドウ本来の味を楽しんでもらいたいという願いが込められています。

樽の香ばしさや果実の凝縮感がケンダル・ジャクソンの魅力と感じているワインラヴァーの方にも、新たな一面を感じていただけるシリーズです。

グラスに注いだ瞬間は柑橘系の爽やかな香りが広がり、次第にリンゴやパイナップルのようなジューシーなアロマが顔をのぞかせます。

味わいは、果実そのもののようなフレッシュな酸と、熟したストーンフルーツを思わせるなめらかな口当たり。

飲み進めるうちに、まろやかさとともに飲みごたえのあるスタイルへと変化していきます。

余韻にはほのかなミネラル感もあり、ついもう一口、とグラスを傾けたくなる美味しさです。

カリフォルニアの豊かな果実の味わいを真正面から楽しめる、そんな一本です！

今回は、今の時季に旬を迎える食材を使い、それぞれの素材の魅力を引き立てるペアリングに挑戦してみました。

今が旬！国産レモンと鶏胸肉のスカロッピーネ（薄切り肉のソテー）

春から初夏にかけて旬を迎える国産レモンと、みずみずしく甘みのある新玉ねぎ。

これらの旬の食材をふんだんに使って、シンプルながら風味豊かな鶏胸肉のソテーを作ってみました。

鶏胸肉にはあらかじめ小麦粉をつけておき、しっとりとした火入れを目指します。

全体的に軽やかな味わいにしたいので、バターは使わずオリーブオイルでソテーします。

片面に焼き目を付けたら、厚めに切ったレモンと新玉ねぎ、白ワイン少々を加え、軽く煮込んで完成！

香りづけのため、レモンは皮ごと使える国産のものがおすすめです！

今回は、柔らかい酸味と穏やかな香りが特徴のマイヤーレモンを使いました。

ほどよい酸味と果実のクリーミーなコクを持つ、アヴァント・シャルドネとの相性は抜群！

国産レモンの穏やかな酸味に、ワインの柑橘系フレーバーとフレッシュな酸が重なって、より軽やかな口当たりに。

オリーブオイルの香りや新玉ねぎの甘みには、ワインの持つほどよいコクと、とろりとしたまろやかなテクスチャーがぴったりでした。

さっぱり系の白ワインにはお魚料理を合わせるのが定番ですが、ややコクも感じられるフルーティーなバランスタイプのワインなら、お肉料理にもばっちりです◎

いかがでしたでしょうか！

日々のワイン選び、お料理のご参考になれば嬉しいです。

来月も、引き続き「家で作れるお料理とのペアリング」でワインの魅力をお届けいたします！

それでは、次回もお楽しみに！