4 件
グラスに注ぐと、芳醇なトースト香や柑橘類の爽やかな香りが立ち上がり、口に運べば果実の旨味が口いっぱいにふわりと広がり、キレのある酸がバランスよく締めます。ワインの名前にもある、サテンとは絹という意味。その名の通り、泡は非常にきめ細かく、しっとりとした口当たりを堪能できる逸品です。
レビュー全文を見る2023.10.22
サテンを名乗るフランチャコルタは世の中に数多あれど、私の中で最高のサテンといえばこの1本です。 グラスから芳醇なトースト香に乗ってハーブやシトラスのアロマがふわりふわりと感じられ、口に運ぶと柔らかな泡に内包された果実味と酸が華開きます。 華やかな夜会を背に、テラスで月明かりと夜風を浴びる貴婦人のような…そんな一枚の画が浮かぶこちらのワイン。 フランチャコルタの生産地から程近い場所にベルガモという都市がありますが、是非ともこちらを口にする際は、ベルガモが舞台となった表題の名曲を聴きながらお楽しみください。
レビュー全文を見る2022.04.27
グラスに注ぐと、柑橘類の爽やかな香りが立ち上り、口に含むと、果実の旨味、キレのある酸が加わり、バランスが良い。絹のようなきめ細かい泡が魅力的。美しい色合いと綺麗な泡は見ていて癒される。
レビュー全文を見る2021.10.04
サテンとはフランチャコルタ特有のカテゴリーです。 直訳すると「シルク、絹」となりますが、その名に恥じぬ、しっとりとした口当たりと低めのガス圧で、妙な表現ですが「熟成した液体を丹念に味わうため」の飲料だと思っています。 同じ瓶内二次発酵だとシャンパーニュを筆頭にハイクオリティの商標が多く存在し、カジュアルでも美味しいカバと比べると割高に感じる方もいらっしゃるかもしれない。どうせ高い出費を覚悟するならシャンパーニュ至上主義の方もいらっしゃるかもしれない。それぞれが素晴らしいのは私が言うまでのありません。 それでも、ことフランチャコルタにおいては、せめてサテンを召し上がってから公正なジャッジを下してほしいです。サテンはフランチャコルタ独自のカテゴリー。シャンパーニュ程の長い歴史はありませんが、それでも新たなイタリアの美泡として頂点を目指し、独自のカテゴライズで勝負をしかけたバックグラウンドを鑑みると、彼らがクラフトマンとして譲ることができなかった意地を、プライドを感じずにはいられません。独自性のあるボトル形状も然り。最後の一滴まで余すことなく丁寧にサーヴして欲しいというサイレントメッセージを感じます。 この感覚は、サテンとしばらく向き合ったワイン玄人にしかわからないベラヴィスタ社の気概です。もう一度申し上げますが、フランチャコルタで必ず召し上がるべきはサテンです。これが、かのベラヴィスタ社ならなおさらです。
レビュー全文を見る2021.01.07
ストップ!20歳未満飲酒・飲酒運転。
妊娠中及び授乳中の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与える恐れがあります。
ほどよく、楽しく、良いお酒。のんだあとはリサイクル。