基本の白ブドウ:リースリング編講座
目次
01. 香りと味わいの特徴
リースリングは、華やかな香りと高い酸味が特徴の白ブドウです。
冷涼な気候で育ちやすく、しっかりとした酸味が特徴で、ドイツなどで主に栽培されます。
造られるのは辛口ワインが一般的ですが、ドイツでは辛口から甘口ワインまで幅広く造られます。
リースリングは、アロマティックな香りと鋭い酸味が特徴の白ブドウです。
辛口の場合は、一般的に白いお花や石油のような香り(※)に、レモンなどの柑橘系、また青りんごのような香りや味わいが特徴です。
酸味は強く、しっかりとしています。
※石油のような香りは、ペトロール香とも呼ばれ、リースリングの特徴的な香り。
ハーブティーのような香りとも呼ばれ、カモミールやリンデンのような香りともいわれます。
一方で、甘口の場合は、一般的にハチミツや黄桃、ドライアプリコットなどの香りや味わいを持ちます。
リースリングのしっかりとした酸味は甘みと絶妙なバランスを取ってくれます。
また、リースリングのピュアな果実味や花のようなアロマティックな香りを残すため、生産者は香りや風味に影響が少ない、ステンレスタンクや古樽で熟成させることが多いです。
■リースリングの特徴
・冷涼な気候を好み、ドイツなどで主に栽培される
・ドイツでは辛口から甘口ワインまで幅広く造られる
・華やかな香りを残すため、ステンレスタンクを用いて造られることが多い
■リースリングの香りと味わいの特徴
香り:白いお花、ぺトロール、レモン、青りんごのような香り
風味:レモン、青りんごのような風味
酸味:酸味は高い
ストップ!20歳未満飲酒・飲酒運転。
妊娠中及び授乳中の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与える恐れがあります。
ほどよく、楽しく、良いお酒。のんだあとはリサイクル。