近年躍進目覚ましいアブルッツォ州で育む高品質な造り手

グラン・サッソは、イタリア中央部アドリア海沿岸に位置するアブルッツォ州でワイン造りを行うワイナリー。ワイナリー名であるグラン・サッソは、イタリア半島の中央にそびえるアペニン山脈最高峰の山に因んでつけられました。 アブルッツォ州は、山から僅か数キロほどの場所にアドリア海が広がり、山の麓は温暖ながら昼夜の温度差が大きくブドウの栽培に理想的な気候。この地方では、古くから栽培されているモンテプルチアーノ種を使って非常にコストパフォーマンスの高い赤ワインが造られていましたが、近年は栽培・醸造技術の進歩によって、高品質なワインへと転換する生産者が増えています。 グラン・サッソの所有する自社畑や長期契約をしている畑は、アブルッツォ州の中でも特に品質の高いワイン産地として知られるキエティとテラーモ地区の丘の中腹に位置しています。ブドウの成長の様子は、常に自社の栽培技術者によってモニタリングされ、成長過程で品質を高めるための数々の努力を行っています。成熟度の高い、凝縮した風味を持つブドウを得るために、グリーン・ハーベストなどにより収量を低く抑えています。