コナンドラムは、カリフォルニアでも歴史ある家族経営のワイナリーのひとつである、ワーグナー・ファミリーが手掛けるカジュアルラインナップ。日常で気軽に楽しむことのできる、親しみやすい味わいが魅力のカリフォルニアワインです。

ワーグナー・ファミリー設立者の食卓の思い出がきっかけで造られ始め、どんな食事にも合うことを目指したフードフレンドリーなスタイルは、驚くほど幅広い料理との素晴らしいペアリングを見せてくれます。

冷蔵庫から出したての温度帯でも美味しく飲めるように造られていることや、スクリューキャップ栓で気軽に開栓し保存もしておけることから、ワインを飲む方の様々な生活シーンに寄り添うコナンドラム。カジュアルなワインライフを演出すること間違いなしのワインです。

コナンドラム考案のきっかけは、設立者であるチャーリー・ワーグナー氏の家族との食卓の思い出。彼ら家族は食卓の場で、食事に合う一杯を探そうと、様々なワインをブレンドして楽しんでいました。この家族の団らんの思い出から着想を経て、コナンドラムのプロジェクトがスタート。

新たにワイナリーを設立し、ケイマス・ヴィンヤードで醸造を学び、当時白ワイン部門ヘッド・ワインメーカーを務めていたジョン・ボルタ氏がワイナリーを任されることとなりました。

英語で「謎」や「パズル」のことを表す名前のコナンドラムは、まるでパズルを組み合わせていくかのように、複数の品種をブレンドして造られるワイン。単一品種だけでは表現しきれない豊かな味わいを引き出すというコンセプトのもと造られており、幅広い料理との相性に優れた1本に仕上がっています。また、「謎」という名前の示す通りブレンド比率は非公開。ワイナリーの遊び心が感じられます。

1989年のリリース以来、コナンドラムが愛され続けている理由は、その味わいの親しみやすさと幅広い料理との相性の良さ。これらの特徴は、食卓で愛される一杯を目指して、数十種類もの試作を繰り返して決定されるブレンドによって生み出されています。

ホワイトにはどこかエキゾチックさを感じさせるスパイスのニュアンスがあり、素材を活かしたシーフードの料理から、タイ料理などのエキゾチックな味わいの料理まで幅広くフィット。レッドにおいても、滑らかで程よいボリュームの余韻が、様々なシャルキュトリーやお好み焼きなどの甘辛いソースを使用した料理の味わいを引き立ててくれます。

そんな幅広い料理との相性に優れるコナンドラムは今日、多くの家庭やレストランで様々な食事と共に楽しまれています。

現在、ディレクターを務めるチャーリー・ワグナー氏(二世)の、おすすめのペアリングは「冷やしたコナンドラム・レッドとバインミー」。冷やすことでリッチなボディにフレッシュさが加わったコナンドラム・レッドに、バインミーのほのかなスパイシーさと多層的な味わいがマッチします。

また、醸造長ジョン・ボルタ氏の一押しは、コナンドラム・ホワイトと「チキンとアボカドのタコス」。ソースのクリーミさとコクにワインの爽やかな酸味が加わることで、より奥深い味わいとなります。少し変わった料理とも自由にお愉しみいただけるコナンドラム。ぜひ、自分だけの新しいペアリングを見つけてはいかがでしょうか。