ガロフォリ GAROFOLI
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イタリア その他イタリア マルケ
ヴェルディッキオ再評価の立役者たる造り手
カルロ・ガロフォリは、1901年、ジョアッキーノ・ガロフォリ氏が、ワイン造りと販売事業を営んでいた父アントニオ氏の事業を正式に会社としてスタートさせ設立した、マルケ州ヴェルディッキオの老舗ワイナリー。その後、彼の2人の息子と孫であるカルロ氏によりワイナリーは拡大し、戦後イタリアの経済成長期と重なり急速な発展を遂げて行きました。カルロ氏は代々の知識を受け継いできたヴェルディッキオ研究の第一人者。ワインの質を追求し、その功績はワインガイド、エスプレッソにて「ヴェルディッキオが輝きを失いかけていた時代において、ガロフォリは畑でも醸造所においても質への追求の道をしっかりと歩んでいた、数少ないワイナリーである。だからこそ、信頼という確かな名声を形成することができたのだ。」と称えられています。 ワイナリーが位置するのはイタリア半島中部に位置するマルケ州。土着品種のブドウから、ヴェルディッキオやロッソ・コーネロ、ロッソ・ピチェーノなどのDOCワインやスプマンテといった、スタンダードキュヴェから上級キュヴェに渡る幅広いラインナップを生み出しています。ワイナリーを代表する白ブドウ品種ヴェルディッキオは、柑橘系果実、白い花、アーモンドなどの豊かな香りが魅力のエレガントなワインを生み出す、イタリアで最も興味深い固有品種の一つ。この品種からシャンパーニュ製法のスプマンテや、甘口のパッシートも造っています。