プロフェッツ・ロック PROPHET'S ROCK
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ニュージーランド セントラル・オタゴ
ピノ・ノワールの新天地セントラル・オタゴきっての逸材
プロフェッツ・ロックは、「世界のワイン界をリードするであろう逸材の1人」と評される造り手、ポール・プジョル氏が手掛けるワイナリー。ヴォギュエの元醸造長フランソワ・ミエ氏がコンサルタントを務めたコラボキュヴェ「キュヴェ・オー・アンティポード」をはじめ、幅広いキュヴェで高評価を獲得している生産者です。ネクスト・ブルゴーニュとして注目される産地、ニュージーランドのセントラル・オタゴにて、テロワールの個性を見事に表現したエレガントなワインを造り出しています。
「世界のワイン界をリードするであろう」と称される逸材
プロフェッツ・ロックは、1999年のネクスト・ブルゴーニュとして注目される産地、ニュージーランドのセントラル・オタゴに創業されたワイナリー。2005年から醸造長を務めるポール・プジョル氏の功績により、確固たる地位を築き上げてきました。
彼は、ニュージーランドにおけるワイン醸造分野の名門リンカーン大学で栽培学と醸造学を修めた人物。常にフランスのピノ・ノワールとアロマティックな白ワインに惹かれ、これらの品種を追い求め6年間世界中を旅してきました。
世界各地の有名ワイナリーで醸造に携わり、身に付けた経験を活かし、セントラル・オタゴで秀逸なピノ・ノワールやリースリング、ピノ・グリなどを生産。英国の著名評論家ジャンシス・ロビンソン氏が「いずれ世界のワイン界をリードするであろう逸材ワインメーカー5人の内の1人」と絶賛するなど、高い評価を獲得しています。
特筆すべきは2005年よりシャンボール・ミュジニーの偉大な造り手コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエの元醸造長、フランソワ・ミエ氏との親交を深めている点です。ポール氏はヴォギュエの2009年ヴィンテージに携わり、その後も頻繁にブルゴーニュを訪れてフランソワ氏との情報交換を継続。2017年には、フランソワ氏がブルゴーニュ以外で初めてコンサルタントを務めたキュヴェ、キュヴェ・オー・アンティポード2015年を発表し、世界中のワインラヴァ―の注目の的となりました。
その後2018年より新たにシャルドネにも取り組み、キュヴェ・オー・アンティポード・ブランをリリース。長年、ミュジニー・ブランを手掛けてきたフランソワ氏の情熱が込められており、ワイン愛好家垂涎の希少銘柄となっています。
世界の最南端ワイン産地に所有する、異なる特徴を持った畑
ワイナリーがあるセントラル・オタゴは、南緯45度の世界で最も南に位置するワイン生産地域のひとつ。内陸に位置するためニュージーランドの中で唯一半大陸性気候となっており、1日の日照時間が長く、昼夜の寒暖差が大きいのが特徴です。
彼らの畑が位置するのは、セントラル・オタゴの中でも、最も温暖なサブリージョンのひとつベンディゴ。ホーム・ヴィンヤード、ロッキー・ポイント・ヴィンヤードの2つの畑を所有し、ピサ・レンジのサブリージョンにあるコプワイ・デルタ・ヴィンヤードからもワインを生み出しています。
ブドウ畑はワインの基礎だと考えているプロフェッツ・ロックでは、低収量(30~35hl/ha)で凝縮感と風味のあるブドウを栽培。収穫は手作業で行い、ワイナリーでのアプローチにも配慮しています。
ホーム・ヴィンヤード
ワイナリーの目の前にあり、ベンディゴ全体を一望できる場所に位置するホーム・ヴィンヤード。北向きのテラス状になった標高320~400m近くの急斜面の畑は、日当たりが良い一方で夜間は冷涼になるため、深い風味とフレッシュで凝縮された味わいのワインが生み出されます。
ブドウ畑は稀有な混合土壌。片岩と石英が、セントラル・オタゴにおいては珍しい粘土と混ざり合います。特に、土壌の深さ約1mをチョーク層が貫いているのが特徴。キュヴェ・オー・アンティポードのピノ・ノワールが生まれるのは、ホーム・ヴィンヤードに位置する日照の少ない西寄り約1haの専用区画「フランソワズ・ブロック」です。
ロッキー・ポイント・ヴィンヤード
ロッキー・ポイント・ヴィンヤードはベンディゴの南端、標高226~351mに位置。セントラル・オタゴで最も急峻な畑のひとつに挙げられる、石の多い土壌の痩せた畑です。
急斜面は日差しを遮り、石が多く水はけの良い土壌は熱を蓄え、気温が下がると一晩で熱を放出。土壌が痩せているため、凝縮感のある深く豊かな味わいの果実が生み出されるのが特徴です。ロッキー・ポイントではピノ・ノワール、リースリング、ピノ・グリを栽培。ダンスタン湖に接する区画のピノ・ノワールからはインフュージョン・ピノ・ノワールが造られています。
テロワールそのものの美しさを際立たせるワイン造り
プロフェッツ・ロックが目指すのは、ニュージーランドの自然を詰め込んだワイン造り。ピノ・ノワールは果実の凝縮感が高く、主な赤ワインのピジャージュは抽出を最小限に抑えるため1回のみにとどめ、色やタンニン、エキスを引き出しています。畑の野生酵母のみで発酵後、樽の中でワインは自発的なマロラクティック発酵を経て熟成。その後ノンフィルターで瓶詰めされ、さらにセラーで熟成させた後にリリースされます。
ピノ・グリとリースリングは、ゆっくりと優しく全房圧搾され、その後樽で長い時間をかけてゆっくりと発酵。澱と共に熟成させ、次の収穫の直前に瓶詰めします。
テロワールそのものの美しさを際立たせる醸造から生み出されるワインは、豊満になりがちなセントラル・オタゴにおいて異彩を放つエレガントなスタイル。世界各地のレストランに採用される実力を誇り、ジャンシス・ロビンソン氏をはじめとする世界各国の評論家やワイン愛好家から高く評価されています。
商品一覧
7 件
インフュージョン・ピノ・ノワール
赤
エレガント&クラシック
セントラル・オタゴきっての逸材。「ピノ・ノワールで造るハーブティー」をイメージした、赤とロゼの中間に位置するワイン。純粋に抽出されたエキス分が魅力。 詳細を見る
4.0
(2件)2021年
6,820 円
(税込)
ホーム・ヴィンヤード ピノ・ノワール
赤
エレガント&クラシック
セントラル・オタゴきっての逸材。高標高の畑から造られるフラッグシップ・キュヴェ。凝縮した香りとシルキーなタンニンを備えた「エキサイティングなワイン」。 詳細を見る
2.5
(2件)2022年
10,450 円
(税込)
JS 97
キュヴェ・オー・アンティポード・ブラン
白
エレガント&ミネラリー
セントラル・オタゴきっての逸材。元ヴォギュエの醸造長とのコラボキュヴェ。ファン必飲のニュージーランド版「ミュジニー・ブラン」。 詳細を見る
2022年
19,800 円
(税込)
WA 96+
キュヴェ・オー・アンティポード
赤
エレガント&クラシック
セントラル・オタゴきっての逸材。世界的に注目される、元ヴォギュエの醸造長フランソワ・ミエ氏とのコラボキュヴェ。抑制されたエレガンスを纏った出来栄え。 詳細を見る
4.3
(3件)2021年
22,000 円
(税込)
WA 96
レトロスペクト・ピノ・ノワール
赤
エレガント&クラシック
セントラル・オタゴきっての逸材。5年以上の熟成を経てリリースされる、生産量僅かな希少キュヴェ。包み込まれるようなタンニンと長い余韻を備える、魅惑的な1本。 詳細を見る
本数限定2018年
24,200 円
(税込)
JS 97
ヴァン・ド・パイユ [ハーフボトル]
白
リッチ&コンプレックス
- 甘口
セントラル・オタゴきっての逸材。フランス・ジュラ地方の造り方で仕立てる1本。「香りを取って口に含むだけで天国が近づくような」デザートワイン。 詳細を見る
4.0
(1件)本数限定2021年
11,000 円
(税込)
V 93