ラザフォード初の複数満点ホルダーのビッグ・ネーム

スローン・エステートはカリフォルニアの数々の有力生産者の中でも、いち早くワイン・アドヴォケイト100点を獲得したラザフォード地区最大のビッグ・ネーム。シアトルで実業家として財を成したスチュワート・スローン氏が1996年、ナパ・ヴァレー、ラザフォードの東斜面、高級リゾートホテル「オー・ベルジュ・ド・ソレイユ」の上方、標高約700mに16haの土地を購入しワイナリーを設立。 1997年に約5haにボルドー品種を植樹した後、始動当初からカリフォルニアをリードするワイナリーの座を狙うべく人員を配し、ファースト・ヴィンテージ2000年をリリースしました。そして初リリースから3年目の2002年ヴィンテージがワイン・アドヴォケイトにて100点満点を獲得。最良年と言われる2007年も数多のカルトワインと共に100点を獲得し、ラザフォード初の複数満点ホルダーとしてその名声を広げることになりました。 2011年スローン氏から、スートン・パン＆ジェニー・パン父娘がスローン・エステート全体を買い取りオーナー変更。ワイン造りは今までと変わらず、今までの輝かしい功績に勝るとも劣らない情熱を持って、ナパ・ヴァレー東斜面にてワインを造り続けています。 スローンのワイン造りを手掛けるのはパーフェクト・ワインと呼ばれるワインアドヴォケイトにて100点を獲得したワインに数多く携わった豪華なメンバー。数多の100点ワインの父デヴィッド・エイブリュー氏が栽培を担当し、世界のワイン・ラヴァーを魅了するシンデレラ・コンサルタント、ミッシェル・ロラン氏が醸造とブランド・コンサルタントを務めます。そしてワインメーカーを務めるのはロバート・パーカー氏より「傑出した10人の米国ワインコンサルタント」に挙げられたマーサ・マクレラン女史。 この最強の布陣によってスローンは僅か3作品目という前代未聞のスピードでパーフェクト・プロデューサーに名を連ね、当時は「オーナー交代により一時の沈下を迎えるであろうスクリーミング・イーグルに取って代わる存在」と囁かれもしたのです。