ナパ・ヴァレーを代表する、ケンダル・ジャクソンが心血を注ぐブランド

カーディナルは、数々の優れたワインを生み出してきた、ケンダル・ジャクソン・ファミリーの創始者ジェス・ジャクソン氏が、「ノース・コーストで最高品質の畑から最高のカベルネ・ソーヴィニヨンを生み出す。」という使命のもと1982年に設立したワイナリーです。設立当初から今まで、生産するのはカーディナル1種類のみ。その1本を造るために、全ての技術と労力を注ぎ込みカーディナルは生み出されます。 当初ナパとソノマの畑のブドウをブレンドしたワイン造りでしたが、2002年からナパ・ヴァレーの畑のブドウのみを使用するようになりました。また2001年から、現在でも醸造を務めるクリストファー・カーペンター氏がチームに加わりました。彼は音楽愛好家でもあり、様々な畑で育つブドウを楽器、そしてナパ・ヴァレー全体の畑をオーケストラと考えています。彼は「ブレンドが完成すると、カーディナルはそれぞれの畑のテロワールや品種よりむしろ、ヴィンテージの特徴を表出してきます。優れたヴィンテージに造られるナパ・ヴァレーのワインは、音楽のように人々の心を動かしている1つです。」と語ります。 カーディナルは、ナパ・ヴァレーのアペラシオンであるダイアモンド・マウンテン、ハウエル・マウンテン、マウント・ヴィーダー、スプリング・マウンテン、スタッグス・リープ、セント・ヘレナを含む6つの畑で収穫されたブドウをブレンドして造られます。それぞれの畑だけでも美しいワインを造り出すことが可能ですが、ブレンドすることで香りやテクスチャー、複雑味に富んだ素晴らしいワインとなるのです。ワインの醸造に関しては、カベルネ・ソーヴィニヨンを主体にメルロをブレンド。熟成は新樽比率90～100％のフレンチオークを用いて、約18～22ヵ月熟成（ヴィンテージごとに異なる）を行い、瓶詰めされます。造られるワインは、力強くかつフィネスに富み、ブレンドによる複雑味豊かなスタイルです。