「マデイラワインのラフィット」

リスボンから南西に1,000kmの大西洋に浮かぶマデイラ島。「大西洋の真珠」とも称されるこの島で、「マデイラワイン」が産み出されます。ヴィニョス・バーベイト社は、そのマデイラ島に、1946年に設立された家族経営のワイナリー。マデイラの中心地、フンシャルの西海岸に面した高い崖の上に位置しています。2008年には最新設備を誇る待望の新ワイナリーをオープン。醸造設備の刷新や熟成庫の向上、そして生産環境の合理化により、バーベイト社のマデイラワインのさらなる品質向上と安定した供給が可能となりました。 バーベイト社の特長は、今なお頑なに継承している伝統的な醸造法。熟成200年近い非常に貴重なものを含む膨大な原酒ストックの中から、良質のヴィンテージワインを使用し、思い通りの品質に調整できる絶妙なブレンド技法が最大の魅力。また、基本的にはエストゥファ（人工加温熟成）による伝統的な加熱方式を用いていますが、一部の高級品は大きな倉庫の屋根の下にカンテイロと呼ばれる暖かい貯蔵場所を作ってゆっくりと加熱熟成が行われます。 膨大な原酒のストックをもとに、優れたブレンド技術で生み出される高品質のマデイラワインは、国内外を含め世界中で広く愛飲されており、著名なワインジャーナリストであるジャンシス・ロビンソン女史は「マデイラワインのラフィット！」と絶賛しています。