くらむぼんワイン KURAMBON WINE
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日本 山梨県
自然との調和を掲げ、よりナチュラルな造りを目指す老舗
くらむぼんワインは、甲州やマスカット・ベーリーAをはじめとする国産ブドウを用いた自然な味わいのワイン造ることにこだわる、山梨県勝沼地方のワイナリーです。 くらむぼんという社名は、人間と自然の共存、科学の限界、他人への思いやりを童話で伝えた文豪、宮沢賢治に共感し、彼が作った童話「やまなし」に登場する蟹が話す言葉に由来しています。その歴史は1913年に1代目当主長作氏が、自家ブドウでワインを造ったことがはじまりです。 1962年に近隣のブドウ農家が集まって設立した田中葡萄酒醸造協同組合の持ち株を買い取り、有限会社山梨ワイン醸造を設立。創業100周年を迎え、国産ブドウ100%でのワイン製造を開始し、翌年株式会社くらむぼんワインと社名変更しました。自社畑はワイナリーから徒歩1分の所にある、垣根仕立ての「七俵地畑」。2007年から自然農法・有機栽培・ビオディナミに影響を受けた自然に即した栽培へと転換し、雑草の絨毯で覆われた創生栽培を実施しています。 ワイナリーでは「ブドウがワインに変わっていくのを助けてあげるのがワインメーカーの役目」と考え、ブドウが元来備えた特性を引き出すようにワイン造りを行っています。ブドウを収穫後、病果を丁寧に取り除き、ゆっくりと発酵を行います。その後、最小限の濾過(または無濾過)をして瓶詰。酵母や樽の風味は、あくまでもワインに奥行きを与える存在として、果実の風味を補う形であるべきと考えています。自社栽培したブドウを使ったワイン造りでは、果皮につく野生酵母による発酵を行うことで、より土地やブドウの個性を残したワインを造ることを心掛けています。
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