サルデーニャ島随一の造り手

セッラ＆モスカは、19世紀の終盤、当時の有名な政治家クィンティーノ氏の甥エルミニオ・セッラ氏とエドガルド・モスカ氏がサルデーニャの自然と大地に魅せられて設立したワイナリー。サルデーニャで1世紀以上の歴史を持ち、土着品種の新たな可能性にチャレンジし続ける「サルデーニャワインに新しい可能性を開いたワイナリー」とも言える存在です。 所有総面積は650haで、そのうちブドウ畑は500haと、ヨーロッパでも最大級の広さを誇ります。彼らは、ブドウ畑の新しい管理方法と新しいワインを造るための技術の開発に注力。その独創的な技術やノウハウによってサルデーニャ島全体のブドウ栽培とワイン醸造の発展に多大なる影響を与えました。2013年にはガンベロ・ロッソ「イタリアワインガイド」にて、ワイナリー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、サルデーニャの実力派ワイナリーとして知られています。 サルデーニャは、イタリア半島から西に400kmほど離れた地中海に浮かぶ島。もともと火山が隆起して形成された場所で、海底のミネラルを豊富に含んだ石灰質土壌は、水はけが良くブドウ栽培に最適な土壌です。一年を通して温暖で、特に夏はアフリカから南欧に吹くシロッコ風の影響で、非常に完熟度の高い、凝縮感のあるブドウが育ちます。