トゥール・シュル・マルヌ村で最も歴史のある生産者の一つ

ラミアブルは、フランスのシャンパーニュ地方のグラン・クリュのヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区にあるトゥール・シュル・マルヌ村で最も歴史のある家族経営生産者の一つです。彼らの原点は、ドメーヌの隣にある大手メゾン、ローラン・ペリエ社から畑を譲ってもらったことから始まります。当時はブドウ栽培だけで､その全てをローラン・ペリエに売却していましたが､1950年からは自身でシャンパーニュを造り始めました。 彼らは自家栽培ブドウだけを使ってシャンパーニュを仕立てるレコルタン・マニピュランとして活躍し、2012年には親族が所有する畑のブドウを購入したことでネゴシアン・マニピュランとなりましたが、従来の造りや哲学は変わらずしっかりと受け継がれ､多くの評論家等から常に高い評価を受け続けています。 現在の栽培品種はピノ・ノワール､シャルドネ。約5.7haの畑を所有し､厳格なリュット・レゾネで栽培。ブドウ樹の近くに厳選した雑草を植えることで、ブドウ樹の根がより深く伸び養分を得られるよう促しているほか、殺虫剤も除草剤も使用せず､有機肥料を使用。現在はビオ認定申請しています。 そんな彼らが造るシャンパーニュを、ワイン・アドヴォケイトは、「シャンパーニュであまり知られていないグラン・クリュの村の1つである、トゥール・シュル・マルヌ村を拠点とする、ラミアブルの2つのシャンパーニュに私はかなり感銘を受けた。これらのワインは申し分のない品質と、グラン・クリュの威厳を持ち合わせている。」と絶賛しています。