伝統的スタイルの真骨頂、古き良きナパワイン

マヤカマス・ヴィンヤーズはナパ・ヴァレーのマヤカマス山脈南部、マウント・ヴィーダーの頂上近くに位置する老舗ワイナリーです。その歴史は1889年まで遡り、名声を高めたのは1976年に開催されたパリ・テイスティング。1971年ヴィンテージのマヤカマス・ヴィンヤーズのカベルネ・ソーヴィニョンが赤ワイン部門の7位に入賞したのです。そして、2006年に行われたパリ・テイスティングの30周年記念のテイスティングでは、同じラインナップのワインがブラインドで試飲され、フランスのグランヴァンを抑えて見事3位に入賞。長期の熟成によって、本来のポテンシャルが十分に引き出されるワインだと世界的に証明されました。2013年からは、ショッテンスタイン財閥の傘下となり、スクリーミング・イーグルの元ワインメーカーであり若手醸造家として注目されているアンディ・エリクソン氏が醸造を監修し、新時代の若き才能ブレイデン・アルブレクト氏がワインを造っています。 ワイナリーが位置するのは、ナパ・ヴァレーでも冷涼で、ブドウの生育期が長く平均収量がとても少ない産地として知られるマウント・ヴィーダーAVA。植樹面積はおよそ21haで、ナパのヴァレー・フロアよりも高い位置にある山岳地帯の畑です。そこから生み出されるワインはナパ・ヴァレーの中でもクラッシックなスタイルで、野性的な一面を持つ山岳地帯のワインとして広く知れ渡っています。