アストビザ ASTOBIZA
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スペイン バスク
国内外で大人気のチャコリを生み出す名手。
2006年、スペイン、バスク地方に設立されたワイナリー。大西洋に面したカンタブリア海に非常に近いアラバ県の中でも、最も北の地域にあるオコンド村にワイナリーがあります。ここは、臨海地域の気候でありながら、内陸部の気候の影響もうけており、ブドウ栽培には適した場所。自社畑のブドウをワイナリー内の醸造所で醸造することで、保護原産地呼称の最上級、単一ブドウ畑限定高級ワイン「ビノス・デ・パゴ」の基準を満たす、高品質なチャコリを生み出しています。 現在のブドウは、1996年から2004年にかけて植えられた樹で、オンダラビ・スリが3.6ha、プティ・クルヴュが2.0ha、グロ・マンサンが1.0ha。土壌は、非常に厚みのある白亜紀の石灰岩層で粘土質。有機物質を豊富に含んでいます。栽培については、極力手を加えない「保守のみ」のポリシー。施肥の必要はほとんどありませんが、必要に応じて植物由来のオーガニック原料の堆肥を使用。害虫と病気の対策は、環境にダメージを与えないよう細心の注意を払いながら、硫黄、硫酸銅を使用しています。自社畑のブドウは香りが最も高くなった完熟期に2~3日間かけてすべて手摘みにて収穫。ワイナリー内にある醸造所で、即座に選別、除梗が行われます。 年間生産本は90,000本。うち30%がヨーロッパを中心とした輸出にあてられており、国内外で広く彼らのチャコリが愉しまれているのです。