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アリストス / ARISTOS ワインボトル

チリの素晴らしいテロワールを最大限に表現するチリの"グラン・ヴァン"


2003年に「チリの“グラン・ヴァン”」を目指し創立された「アリストス」。人の手の介入を極力避け、純粋にその土地の個性を引き出すことに注力するこちらのワイナリーでは、多くのワイン評価誌で高評価を獲得するなど、世界のワインラヴァ―の注目を集めています。

目次

「チリの"グラン・ヴァン"」を目指し集結した若き才能

アリストスは2007年の初リリース以来、2008年デュケ・ダ(カベルネ・ソーヴィ二ヨン)とデュケサ・ダ(シャルドネ)が、ワイン・アドヴォケイトにおいて90点以上を獲得し、2009年ヴィンテージではそれぞれ94点と92点を獲得するなど、瞬く間に高評価ワイナリーとして頭角を表しました。それもそのはず!アリストスは、世界をまたにかけて活躍する才能溢れる若き3人により創業されました。

オーナーのフランソワ・マソック氏

まず1人目は現オーナーで、創業当初からアリストスのワインメーカーを務めるフランソワ・マソック氏。彼は4年間ブルゴーニュで学び、フランス国家認定ワイン醸造士であるDNOとブルゴーニュのビジネススクールESCの修士号を取得。その後も、ブルゴーニュ、プロヴァンス、アルザスなどでワイン造りを学び、2004年にチリに戻るとワインメーカー・コンサルタントとしてのキャリアをスタートさせました。現在では幾つものプロジェクトを立ち上げ、チリで最も多くの賞を獲得しているワインメーカーの1人です。


2人目は、ブルゴーニュの名門、ドメーヌ・デュ・コント・リジェ・ベレールの7代目のルイ・ミッシェル・リジェ・ベレール氏。彼の緻密で繊細なワイン造りは世界中で高く評価され、そのワインはブルゴーニュ愛好家の垂涎の的となっています。


そして、3人目は、テロワールのコンサルタントとして、チリのワイン産業に新しいビジョンをもたらすと評判の、ペドロ・パラ氏。パリ・グリニョン国立農業学院で博士号を取得後、地質学者として土壌のコンサルティングを行い、チリを中心にフランス、イタリア、アメリカなど世界中で活躍。「テロワール・ハンター」としてワイン・スペクテーターでも紹介されるなど、近年チリで注目を集めているコンサルタントの1人です。


3人は「チリの地における"グラン・ヴァン"を造る」ことをモットーに、チリでは貴重な石灰岩を含むテロワールを開拓し、見事なエレガンスをもったワインを輩出。「それぞれのブドウ品種に最も適した土壌を開拓し、最高のワインを造る」というスタンスで、エレガントなスタイルのワインを造り出すことを目指しています。


2020年12月以降、ミシェル氏とペドロ氏はそれぞれ自身のプロジェクトに専念し、当初からアリストスのワインメーカーを務めてきたフランソワ氏に一任することを決断したため、 フランソワ氏が単独のオーナーとなり、ワイン造りを行っています。

選び抜かれた特異なテロワール

デュケ・ダは、チリのアンデス山脈のふもと、ラペル地区にあるカチャポアル・ヴァレーのカベルネ・ソーヴィニヨンを使用しています。ブドウ畑は標高約900mに位置。一般的なチリのテロワールとは異なり、後ろにも前にもアンデス山脈がそびえる地形のため、あまり日照量は多くありません。


しかし、そのことによってブドウはゆっくりと育ち、結果として自然なアルコール分とバランスの取れたワインを造り出すことができるのです。土壌は主にローム質土壌や砂質土壌、砂利の混ざった石灰質土壌で構成されており、ワインにエレガンスとストラクチャー、奥行きを与えています。

一方バロン・ダは、カベルネ・ソーヴィニヨンを主体とし、凝縮した果実味を持つ、厚みのあるリッチなワインに仕上げています。  


そして白ワインのデュケサ・ダに使用するシャルドネは、チリでも標高の高い畑で造られており、その標高は900mにもなります。地質の専門家によると、この畑は「アンデス山脈の近くの畑ではなく、アンデス山脈の中の畑」であり、他に類をみないとのこと。小石の混ざった火山性の土壌やローム質土壌、砂利の多い石灰質土壌など多様な土壌で、凝縮した果実味と、冷涼な気候からくる美しい酸を与えています。


樹齢約15年の比較的若い樹から取れるブドウを使用しており、手摘みで収穫されたものを、一部新樽のフレンチオークを用いて熟成し、仕上げています。

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