シャルドネの聖地コート・デ・ブランのアヴィズに本拠地を置く、世界的評価を得るRMメゾン

フランク・ボンヴィルは、シャンパーニュのアヴィズにメゾンを構え、自家栽培・自家醸造を行うレコルタン・マニュビュランです。 彼らの歴史は、1973年に創業者フランク・ボンヴィル氏が4haの畑でブドウ造りを始めたことからスタートします。現当主であるオリヴィエ・ボンヴィル氏は3代目にあたり、専門学校や大学にて農業やワイン醸造を勉強。その後メゾンを引き継ぎました。彼は創業者である祖父の時代から伝わる伝統を受け継ぎ、石灰質とコート・デ・ブランのシャルドネの特徴を最大限に生かし、テロワールを尊重した栽培と醸造を心がけているため、除草剤や殺虫剤の使用は一切ストップ。雑草が生い茂り、ふかふかな土壌により良質なブラン・ド・ブランに仕上げます。 彼らの畑はエペルネを中心とした名高い斜面に広がり、グランクリュの畑を19ha所有。アヴィズやオジェを中心に、クラマン、メニル・シュール・オジェの村に点在しています。収穫したシャルドネは厳密な温度管理の下マロラクティック発酵後、瓶内二次発酵を実施。テロワールとミレジム毎の個性を尊重しつつ、安定した品質を届け続けることこそがメゾンの真骨頂です。 2010年には、レコルタン・マニュビュランとしては初となるストックフォルムでのノーベル賞晩餐会シャンパーニュに選ばれ、世界的に評価の高い生産者としても知られています。