ロシニョール・トラペ
ROSSIGNOL TRAPET

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フランス

フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ ジュヴレ・シャンベルタン

ロシニョール・トラペ / ROSSIGNOL TRAPET ワインボトル

高樹齢の名高い区画を有する、名門ルイ・トラペの直系


ジュヴレ・シャンベルタンに本拠地を置くロシニョール・トラぺは、ジュヴレ・シャンベルタンでも名高い区画の持ち主として知られた、ルイ・トラペの分割により誕生したドメーヌです。彼らはビオディナミ農法を実施し、ブドウは全て手摘みしています。造られるワインは、寝かせることでその真価を発揮する、熟成ポテンシャルに秀でたスタイルです。

目次

ジュヴレ・シャンベルタンの名門、ルイ・トラペの直系

兄のニコラ氏(写真左)と弟のダヴィド氏(写真右)

ジュヴレ・シャンベルタンに本拠地を置くロシニョール・トラペは、名高い区画の持ち主として知られた、ルイ・トラペの分割により誕生したドメーヌ。かつてよりジュヴレ・シャンベルタンで大ドメーヌとして名を馳せていた名門トラペ家には、2人の子供がおり、ルイ氏はその2人に均等に畑を相続させ、長男はジャン・ルイ・トラペを、ロシニョール家に嫁いだ娘は夫ジャック氏と共にドメーヌ・ロシニョール・トラペを始めました。


ロシニョール・トラペとしてのファーストヴィンテージは1990年。ジュヴレ・シャンベルタン村に3つの特級畑、プティト・シャペルを含む5つの一級畑、そしてボーヌやサヴィニー・レ・ボーヌにも畑を所有し、その総面積は約13haです。現在はジャック氏の2人の息子、ニコラ氏とダヴィド氏がドメーヌを運営しています。


こだわりのビオロジック農法で生み出すワインは、ブドウのピュアな果実味、そして旨味がじわじわと広がる優しいスタイルで、ブルゴーニュファンから愛されてきました。

徹底したビオロジック農法で育てられる健全なブドウ

ロシニョール・トラペのワイン造りにおいて最も注目すべき点は、徹底したビオロジック農法によるブドウ栽培です。リュット・レゾネによるブドウ栽培を経て、2000年頃からは徐々にビオロジック農法へ移行。現在ではビオディナミ農法を実施しています。


具体的な例としては、害虫駆除のための農薬や化学肥料は用いず、植物や家畜の天然の堆肥など、自然の物質から生成された調合剤を散布。そうすることで土壌に活力を与え、潜在的な力を引き出したうえでブドウを育てるという農法をとっています。

ニコラ氏曰く、「確かにビオディナミ農法はより時間や手間がかかるが、以前に比べてブドウ樹に回復力が備わり丈夫になった」とのこと。「酒質には徐々に柔らかさが出てきており、テクスチャーもよりまとまりを感じるようになった」と語っています。


このような徹底したブドウ栽培により、ロシニョール・トラペのワインは、現在フランスの公的なオーガニック認証であるエコサートやビオディナミ農法の認証機関であるデメターの認証を取得しています。

丁寧な手仕事から生まれる、熟成ポテンシャルの高いワイン

ドメーヌが栽培するブドウの大切な特徴の一つは、高樹齢であること。最も古いものになると樹齢100年にも及びます。ブドウの収穫は全て手摘みで行われ、選果は収穫時と選果台で2回行い、除梗率はヴィンテージによって変更しています。そして、タンク上部の蓋は解放したまま5~6日間低温マセラシオン(醸し)を実施。やさしく抽出し発酵した後、特級畑は最大で50%の新樽を使用して熟成。他のキュヴェは10%以下の新樽率で樽熟成します。

こうして丁寧に造られるワインは、エレガントな香りと底から湧き上がるような自然の力強さを感じる、ふくよかで深みのある味わいが特徴。繊細で豊富なミネラル感に加え、美しく長い余韻を感じます。試行錯誤しながら、畑での手仕事を大切にしてきた彼らのワインは、若いうちは引き締まった印象を受けますが、熟成によってその味わいにさらなる柔らかさと複雑さ、そして長い余韻を持つようになります。その真価を味わうために、ぜひ熟成させてお楽しみください。

ロシニョール・トラペの全ラインナップ

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