エスカープメント
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ニュージーランド ワイララパ マーティンボロ

エスカープメント / ESCARPMENT

高評価のピノ・ノワールを生み出す、マーティンボロを代表するワイナリー


2022年にオーストラリア、ニュージーランドのワイン評価誌『ザ・リアル・レビュー』にて、ニュージーランド・トップ・ワイナリーのひとつに選出されたエスカープメント。最上級キュヴェの1つ、クぺがワイン・サーチャーによるニュージーランドワイントップ10において首位に選出されるなど、ピノ・ノワールを中心に各評価誌でコンスタントに90点以上を獲得する、名実ともにマーティンボロを代表するワイナリーです。

目次

『プリンス・オブ・ピノ』の異名を持つラリー・マッケンナ氏によって創業されたワイナリー

世界でもトップクラスのピノ・ノワールの生産地として注目を集める、ニュージーランドのマーティンボロ。そのマーティンボロの中でも、近年、各ワイン評価誌で高評価を受けているワイナリーがエスカープメントです。


1999年、ワインメーカーのラリー・マッケンナ氏がテ・ムナ・ロードの畑を購入しジョイントヴェンチャーとして創業したことがこのワイナリーの始まり。エスカープメントとは、英語で『断崖』を意味しており、マーティンボロのテ・ムナ・ロード沿いに続く断崖から名付けられました。


ラリー氏は1980年代~1990年代にかけて、土壌学者のディレック・ミルネ博士が創業したマーティンボロ・ヴィンヤードでワインメイキングを担当し、当時のニュージーランドではまだ珍しかったヴィティス・ヴィニフェラ種のブドウによるワイン生産を拡大します。


ブルゴーニュのドメーヌ・デュジャック、ドメーヌ・ド・ラルロ、ドメーヌ・ド・ヴィレーヌや、米国オレゴン州でも研鑽を積んだ経験をいかし、『プリンス・オブ・ピノ』の異名をとるほど、ニュージーランド産ピノ・ノワールの品質向上に貢献。その国際的な名声を高めた人物として知られています。

エスカープメントは、2019年にオーストラリアのトルブレック・ヴィントナーズの傘下となり、2022年に、最新の設備を備えたワイナリーを新設。ラリー氏のビジョンは、栽培責任者のローワン・ホスキンス氏とシニア・ワインメーカーのティム・ボーン氏に引継がれ、人為的介入を最低限にとどめたアプローチにより、マーティンボロのポテンシャルを最大限に表現するワインメイキングが行われています。

評価誌でコンスタントに90点以上を獲得する輝かしい実績

マーティンボロのピノ・ノワールが世界的に評価される礎を築いていった創業者のラリー氏が、2014年にニュージーランドワインの殿堂入りを果たすと、翌年、ワイナリーとしても『レイモンド・チャン・ワイン・レビュー』にてワイナリー・オブ・ザ・イヤーを受賞。


それだけでなく、最上級キュヴェの1つクぺの2013年ヴィンテージが、2015年にワイン・スペクテーターのトップ100ワインにて7位に選出され、唯一のニュージーランドワインとしてトップ10にランクインしました。

2022年には、オーストラリア、ニュージーランドのワイン評価誌『ザ・リアル・レビュー』にて、ニュージーランド・トップ・ワイナリーのひとつに選出されます。さらに、単一畑シリーズのクぺがワイン・サーチャーによるニュージーランドワイン トップ10において首位に選出されるなど輝かしい実績を誇るエスカープメント。彼らが手掛けるピノ・ノワールのラインナップは各評価誌でコンスタントに90点以上を獲得しており、高い評価を受けています。

偉大な自然の恩恵を受けたブドウが育まれる特別な場所

ニュージーランド北島の南端に位置するマーティンボロは、リムタカ山脈とワイララパ東部丘陵の間にあり、⾧い日照時間、少ない降水量、涼しい夜間、水捌けの良い土壌という好条件が重なり合い、バランスのとれたエレガントなワインが生み出される産地です。ワイン用ブドウ栽培面積は、ニュージーランド全体の僅か1%程度であり、ブルゴーニュのピノ・ノワールと比較されるほどの品質と稀少性を兼ね備えています。


マーティンボロは、1970年代、政府の研究機関に所属する土壌学者ディレック・ミルネ博士により、気候条件がブルゴーニュに似ていると分析され、ワイン用のブドウ栽培に適していると推奨されました。


1980年頃から産地形成が始まり、その品質の高さからニュージーランドを代表するピノ・ノワール産地として名声を高めてきたのです。最初にニュージーランドのピノ・ノワールの存在を世界に知らしめたマーティンボロ・テラス地区と、その南に続くドライ・リヴァー地区、テ・ムナ・テラス地区などから構成されています。

エスカープメントは、テ・ムナ・テラス地区、マーティンボロ・テラス地区でブドウを栽培。テ・ムナ・テラス地区では3つの自社畑を所有する他、マーティンボロ・テラス地区の近隣農家が所有する2つの単一畑からブドウを調達しています。


テ・ムナ・テラス地区のテ・ムナ・ロードの畑は、マーティンボロの中心地から車で数分のところに位置。フアナルア川のほとりに24haの畑が広がっており、土壌は、2万年以上前にフアナルア川によって形成された沖積壌土から成ります。非常に深い沖積礫岩が壌土の上に重なっているため、水捌けがとても良く、高品質で健康なブドウの樹が育ちます。


また、『テ・ムナ』とはマオリ語で『特別な場所』を意味する言葉でもあります。この地で暮らし、ブドウの栽培やワイン造りを行うエスカープメントにとって、『テ・ムナ』はまさにこの土地に対する思いを表しており、偉大な自然の恩恵を受けたブドウが育まれる特別な場所なのです。

マーティンボロの優れた特性が表現された複雑味のある味わい

栽培責任者:ローワン・ホスキンス氏

マーティンボロのポテンシャルを最大限に表現し、各評価誌で高い評価を得るエスカープメントのワイン。産地の将来的な発展を目指し、エスカープメント流のアプローチが多彩に表現されている「ヴァラエタル・ピノ・シリーズ」、エスカープメントのワインメイキングの根幹をなす「エスカープメント・シリーズ」、4つの単一畑から構成される「シングル・ヴィンヤード・シリーズ」といった3つのシリーズを主に展開しています。


中でもシングル・ヴィンヤード・シリーズは、ブルゴーニュワインのように畑の名を冠してリリースされる、ワイナリーの最上級シリーズ。各畑には、この地に伝わるマオリの神話や言葉にインスピレーションを受けた名前が付けられています。

シニア・ワインメーカー:ティム・ボーン氏

エスカープメントでは、ラリー氏によって取り入れられた、高い植密度での栽培、全房発酵や発酵前浸漬、野生酵母による発酵などを実施。全ての工程において最大限の注意を払いながらも、人為的介入は最低限にとどめる手法を用い、2009年にはサステナブル・ワイングローイング・ニュージーランドのサステナブル認証(SWNZ)をワイナリーとして取得します。


こうして生み出されるのは、偉大な自然の恩恵を受けるテロワールが反映された、風味豊かなアロマと複雑味を備えたワイン。マーティンボロの優れた特性を忠実に表現しています。

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