ジョヴァンニ・ロッソ
GIOVANNI ROSSO

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イタリア

イタリア ピエモンテ

ジョヴァンニ・ロッソ / GIOVANNI ROSSO ワインボトル

テロワールを完璧に反映する「バローロの星」


ジョヴァンニ・ロッソはワイン・スペクテーターにて「バローロの星」と称えられるピエモンテのワイナリー。「ワインはテロワールを完璧に反映させたものでなくてはならない」という考えのもと、代々受け継いできたセッラルンガ・ダルバ村の畑の特徴を深く理解し、ワインとして巧みに表現しています。2020年にバローロ・ヴィーニャリオンダ・エステル・カナーレ・ロッソの2016年ヴィンテージがワイン・エンスージアストにて100点を獲得するなど、非常に高い評価を獲得する注目生産者です。

最新ヴィンテージ全4銘柄が初入荷!


この度、ジョヴァンニ・ロッソが手掛ける最新ヴィンテージが初入荷いたしました。ラインナップは、「セッラルンガのバローロのお手本のよう」と例えられるバローロ・デル・コムーネ・ディ・セッラルンガ・ダルバを含めたバローロ3銘柄と、バローロのスタイルを気軽に楽しめるランゲ・ネッビオーロの全4銘柄。いずれの銘柄も数量限定入荷につき、この初入荷の機会をお見逃しなく!

目次

評価誌から注目を集める「バローロの星」

ジョヴァンニ・ロッソは4代目当主ダヴィデ・ロッソ氏のワインメーカーとしての手腕が各誌で評価され、ワイン・スペクテーターにて「バローロの星」と称えられるなど将来性が期待されるワイナリー。自然を尊重し環境・社会・経済いずれの視点においても持続可能なワイナリーマネージメントに総合的に取り組んでいます。


彼らの歴史は19世紀からブドウを栽培していたカナーレ家のトンマーゾ・カナーレ氏が、1906年にセッラルンガ・ダルバ村の畑セッラを購入したことから始まります。今では名だたる銘醸畑であるヴィーニャリオンダなど、村内の畑を次々に購入。また当時にしては珍しく自社畑のブドウを用いたワイン造りも自ら手掛けていました。

1960年代にはトンマーゾ氏の息子アメリオ氏の代へと変わり、小規模な醸造設備をワイナリーに設置。1980年代にアメリオ氏の娘エステル・カナーレ氏とその夫であるジョヴァンニ・ロッソ氏が「高品質なブドウのみを栽培する」という志のもと畑を大幅に整備し、ワインの生産量を拡大していきました。


1994年になると遂に「ジョヴァンニ・ロッソ」としてワインの生産を開始。2001年にはジョヴァンニ氏の息子ダヴィデ・ロッソ氏が27歳の若さでワイナリーを継ぎ、オーナーとなります。彼はブルゴーニュのジャン・グリヴォやドニ・モルテで研鑽を積み、畑ごとの表現、テロワールの表現を重視するように。その手段として20 年以上に渡りオーガニック栽培に注力しています。

ダヴィデ・ロッソ氏(左)とエステル・カナーレ氏(右)

その結果、2022年にはダヴィデ・ロッソ氏が「2023 ヴィノウェイ・ワイン・セレクション」にてベスト・イタリアン・ワインメーカーを受賞。2023年にはバローロ・ヴィーニャリオンダ・エステル・カナーレ・ロッソ 2019年ヴィンテージがイタリアのワインガイドであるガンベロ・ロッソにて、2024年 レッドワイン・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。まさにいま注目を集め、その将来性が期待されているのです。

セッラルンガ・ダルバ村の名だたるクリュを所有

ジョヴァンニ・ロッソの拠点はバローロ5大産地のひとつとして知られ、評価の高いワインを数多く産出するセッラルンガ・ダルバ村。厳格で長期熟成能力の高いバローロを生むことで知られています。


セッラルンガ・ダルバとロッディーノに渡る約22haの畑で、ネッビオーロとバルベラを中心に栽培。「畑の中の畑」「カルト・クリュ」と評される著名なヴィーニャリオンダを始め、代々受け継いできた歴史ある単一畑セッラやチェレッタを筆頭に多数の畑を所有しています。

セッラルンガ・ダルバ村の景色

また2016年には地中海のブルゴーニュと称されるシチリア州エトナに畑を購入。エトナについてダヴィデ氏は「フロンティアはここにある。」とワイン・スペクテーターにて語っており、この地でも素晴らしいワインを手掛けています。


オーガニック認証は取得していませんが、エクアリタスのサステナブル認証を取得。栽培だけでなく醸造や流通に至るまで、ワイナリーとして総合的に持続可能な運営に取り組んでいます。

ヴィーニャリオンダ

手掛ける銘柄のうち、一部銘柄はバローロ村、カスティリオーネ・ファッレット村、カステッリナルド・ダルバ村の契約農家のブドウが使用されますが、ひとつのワインに使われるブドウの生産者は1~2軒までと限定。ダヴィデ氏が直接足を運び、ジョヴァンニ・ロッソの哲学を理解し栽培してくれる生産者とのみ長期的な契約を締結していることで高品質なブドウが収穫されています。

テロワールの特徴を引き出す「バランス」を意識したワイン造り

ダヴィデ氏は自身を伝統ともモダンとも定義せず、バローロに必要なのは「バランス」と考えてワイン造りを行っています。

ワイナリーには発酵用のセメントタンク、澱引きやブレンド用のステンレスタンクなど万全に温度管理された環境を用意。バローロの醸造においてネッビオーロは破砕、除梗され、約25日間発酵、浸漬させた後、果皮を圧搾します。基本的には安定した温度、厚い壁を持つ100hlのセメントタンクで醸造を実施。発酵期間中は毎日ポンピング・オーバーを行い、半ばでラック・アンド・リターンを一度行うなど抽出を高めていることが特徴です。


野生酵母による約25日間の発酵の後は、穏やかさを重視しフレンチオークの大樽を熟成に使用。通常50hlのフレンチオークにて18~36カ月の熟成を行い、キュヴェによっては25hlの樽や16hlのスラヴォニアンオークも使用しています。

このようにして造られるのはシルキーなタンニンが特徴ですぐにでも飲めますが、10年以上の熟成を経ると別次元の表現が可能なワイン。強いこだわりと共に造られる彼らのワインは高い評価を獲得しており、2020年にはワイン・エンスージアストにてバローロ・ヴィーニャリオンダ・エステル・カナーレ・ロッソ 2016年が見事100点を獲得。その他の銘柄も評価誌にて90点以上を獲得し注目を集めています。

ジョヴァンニ・ロッソの全銘柄

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