ロベール・グロフィエ
ROBERT GROFFIER

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フランス

フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ シャンボール・ミュジニー

ロベール・グロフィエ / ROBERT GROFFIER ワインボトル

レ・ザムルーズを所有するシャンボール・ミュジニーの名手


ロベール・グロフィエは、シャンボール・ミュジニーの偉大な一級畑レ・ザムルーズの最大所有者。1973年から元詰めを開始以来、現当主により伝統を重んじながらも新しい醸造方法が取り入られ、品質の向上に注力されています。ワインは凝縮感を保ちながらもアペラシオンの特徴である華やかなアロマ、深みのある果実味、豊富なタンニンが際立つ、研ぎ澄まされた美しい仕上がりです。

目次

偉大な一級畑レ・ザムルーズ最大の所有者

シャンボール・ミュジニーの一級畑レ・ザムルーズの最大の所有者、ロベール・グロフィエ。ドメーヌはモレ・サン・ドニに拠点を置きながら、シャンボール・ミュジニーの生産者として知られる珍しいドメーヌです。特級畑ボンヌ・マールやシャンベルタン・クロ・ド・ベーズ、さらには一級畑シャンボール・ミュジニー・レ・ザムルーズなど、錚々たる銘醸畑を計8ha所有しています。

groffier

グロフィエ家のワイン造りは、19世紀にフレデリック・グロフィエ氏が創業。1933年に息子ジュール氏が一級畑レ・ザムルーズや特級畑ボンヌ・マールなど優良な畑を所有し、ネゴシアンに販売したことに始まります。


その畑を継いだジュール氏の息子ロベール氏は、畑でブドウを栽培していれば満足という実直なヴィニロンたる性格でしたが、妻であるジョルジェット氏がドメーヌ元詰めを勧め、1973年からは自分たちの手で瓶詰を開始。彼女の指揮の下、醸造設備を整え、最新のコンピュータやテイスティングルームを備えた、洗練されたドメーヌへと生まれ変わり、素晴らしいワインの数々を生み出すようになりました。


そのワインは、ロバート・パーカー氏から「A.C.ブルゴーニュからグラン・クリュに至るまで、どれもテロワールを良く表現した最上のワインだ」と評され、今やルーミエやヴォギュエとも並び称される、シャンボール・ミュジニーのトップドメーヌに昇りつめました。


一級畑レ・ザムルーズにおいては、2022年ヴィンテージより粘土質の斜面の区画 ラ・グラース・デ・ザルジルと砂質の平地の区画 ラ・デリカテス・デ・サーブルに分けてリリースを開始。ラ・グラース・デ・ザルジルでは濃縮感がありながらも滑らかで早めに飲めるスタイルのワインが、ラ・デリカテス・デ・サーブルではフレッシュな酸を備えた熟成ポテンシャルが高いワインが仕立てられています。


2007年には4代目ニコラ氏が経営を引き継ぎました。彼はボーヌの醸造大学で学び、2004年からドメーヌに参画。伝統を重んじながらも、果実味がより前面に出るように新しい醸造を取り入れ、品質の向上を図っています。

4代目二コラ・グロフィエ氏

研ぎ澄まされた美しい仕上がり

ロベール・グロフィエでは、グロフィエ家の実直な性格が表現された、誠実なワイン造りが行われています。畑はすべて有機栽培。ブドウの樹はブルゴーニュで主流なギュイヨ仕立てではなく、細い枝を4本残したコルドン仕立てを採用しています。コルドン仕立てはブドウ房同士の間隔を広げることで風通しと日照を向上させるため、腐敗を防ぐ効果があり、同時に収量を抑えることが容易な手法です。


収穫されたブドウは、ヴィンテージの出来に応じて30~100%除梗を行い、破砕せずに10~12℃で17~20日間ほどの低温マセラシオン(醸し)を施した後、自生酵母による発酵を実施。その後、オーク樽で12ヵ月、ステンレスタンクで3ヵ月熟成させます。新樽の比率はキュヴェによって異なり、村名ジュヴレ・シャンベルタンで20%、一級畑レ・ザムルーズで40~50%、特級畑ボンヌ・マールで50~60%程度に抑え、熟成後は清澄、濾過をせずに瓶詰。果実本来の味わいを大切にしたワイン造りが行われています。

そうして造られるワインは、濃密で味わい深く、熟成のポテンシャルにも優れた出来栄え。ワインは凝縮感を保ちながらアペラシオンの特徴である華やかなアロマ、深みのある果実味、豊富なタンニンが際立つ、研ぎ澄まされた美しい仕上がりです。

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