胎内高原ワイナリー TAINAI WINERY
お気に入り追加
お気に入り追加
日本 新潟県
新潟のライジングスター
豊かな自然を生かした、数々の特産品を生み出す新潟県胎内市。胎内高原ワイナリーは2007年に、地域の活性化を目的に創設された、全国でも珍しい自治体直営のワイナリーです。耐寒性に優れたツヴァイゲルトの栽培に成功し、日本ワインコンクールで金賞を受賞するなど、着実に実績を積み重ね、年々注目度が上昇しています。
自然豊かな胎内市の高品質ワイン
日本の米どころとして有名な一方、実は古くからワイン造りも行っている新潟県。日本ワインの歴史に偉大な功績を残した老舗ワイナリーがある一方で、近年は新しいワイナリーが一部地域に集結し産地化をはかる動きも見られる産地です。
胎内高原ワイナリーは2007年、「本場に倣え」という市長の理念の下で創設されました。胎内市の地域活性化を目的に全国でも珍しく自治体が直営で担っており、醸造責任者を務めるのは市の職員。地域住民の協力の下、栽培から醸造まで一貫して手掛けており、使用するブドウは自社畑産のみというこだわりに満ちています。
ブドウは生食用ではなくワイン用品種を生育。耐寒性に優れたツヴァイゲルトの栽培に成功し、日本ワインコンクールで金賞を受賞するなど、着実に実績を積み重ね、今後もさらなる可能性が感じられる注目のワイナリーです。
テロワールが育む濃醇な味わい
畑は田園の先に日本海が見渡せる高坪山中腹の、約7haの区画を所有。県内のワイナリーでは高標高の約250mに位置する南西向きの急斜面に、メルロ、ツヴァイゲルト、シャルドネなど6つの品種を栽培しています。
畑は「だしかぜ」と呼ばれる強い風の影響で通気性が良く乾燥し、病害虫の被害が少ないのが特徴。土壌は泥岩、花崗閃緑岩が含まれた粘土質で、岩盤に直接ブドウ樹が根を張る痩せ地です。根が水と養分を求めて地中深くまで伸び、様々な養分を吸収することで、凝縮感のある果実の生育に繋がります。
胎内高原ワイナリーが一番大切にしているのは、このテロワールを表現すること。土地の持ち味を最大限引き出すために、足し算より引き算を心がけてワイン造りを行っています。
栽培においては、病害対策は主にボルドー液のみの使用にとどめ、小粒で凝縮したブドウを収穫時に選別。醸造においては、除梗や熟成における樽の使用、熟成期間、ブレンド比率など、ほぼ全ての工程をその年のブドウの出来に合わせて調整しています。
シンプルに仕立てることにより引き出された、奥行きあるテイストがワイナリーのスタイルとなっているのです。
商品一覧
6 件
2023年
2,860 円
(税込)
2022年
2,860 円
(税込)
2017年
3,520 円
(税込)