ジャック・カリヨン JACQUES CARILLON
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フランス ブルゴーニュ コート・ド・ボーヌ ピュリニー・モンラッシェ
名ドメーヌの系譜を継ぐ、クラシックなピュリニー・モンラッシェの造り手
16世紀からピュリニー・モンラッシェにおいてワイン造りを続け、あのルフレーヴと比肩する評価を受ける老舗、ルイ・カリヨン。ジャック・カリヨンは、そんなルイ・カリヨンの系譜を継ぐ由緒正しきドメーヌです。脈々と受け継がれてきた丁寧な畑仕事によってテロワールの特徴を生かすことを大切にしており、その味わいはエレガントでクリーンな印象。どのアペラシオンも味わい全体のバランスに優れ、気品と優雅さを備えたピュアなスタイルです。
あのルフレーヴに比肩する評価を受ける、由緒正しきルイ・カリヨンの血統
数あるブルゴーニュの白ワインの中でも圧倒的な知名度を誇る銘醸地、ピュリニー・モンラッシェ。この地で16世紀からワイン造りを続け、あのルフレーヴと同等、もしくはそれ以上の評価を受ける、由緒正しき老舗ドメーヌがルイ・カリヨンです。ルイ・カリヨンのワインは2009年まで"ルイ・カリヨン・エ・フィス"の名でリリースされていましたが、当主であったルイ氏の引退に伴い、畑は息子のジャック氏とフランソワ氏に分割されました。
彼らはそれぞれにドメーヌを設立し、兄ジャック氏が2010年に立ち上げたドメーヌが、このジャック・カリヨンです。ジャック・カリヨンは特級畑ビアンヴニュ・バタール・モンラッシェをはじめとする5.25haの畑を所有。ルイ・カリヨンから受け継いだ一切の妥協を許さない丁寧なワイン造りを実践し、カリヨン一族の名に恥じぬ気品溢れるエレガントなワインを生み出しています。
代々受け継がれるテロワールの個性を最大限に生かしたワイン造り
ワイン造りにおいてジャック・カリヨンが最も重視していることは、「テロワールの特徴を最大限生かすこと」。先祖代々受け継がれてきた畑には、樹齢40〜50年に及ぶ古樹が多く植えられており、それらを常に高いレベルで健全に保つために人の手による丹念な畑仕事が行われています。
ブドウ栽培は、リュット・レゾネを採用。極力ボルドー液だけで害虫に対処し、薬剤の使用を避け除草剤も一切使用しません。質の高いブドウを収穫するために、ブドウの樹は短く剪定されており、芽の数も厳しく制限。樹の高さが同一の高さになるよう手入れされています。収穫は、糖分がありながらも十分な酸が残るバランスを見極めて100%手摘みで実施。また春と秋の年2回、表土付近の根を切って中心となる根が地中深くに届くよう、畑を鋤き返しています。
醸造においては、人の手をできる限り加えないブドウのポテンシャルを尊重したスタイルが特徴。空圧式プレス機でブドウを圧縮し、発酵後、バトナージュを行いながら澱に1年以上接触させた状態で熟成を行います。新樽比率は15%〜20%と低く、果実の風味が損なわれないよう細心の注意を払って実施。熟成後は、さらにステンレスタンクで6カ月寝かした後、清澄、ろ過を最小限にとどめて瓶詰めされます。
彼らのワインの魅力は、こうした丁寧な醸造から生まれるエレガントで透明感溢れるクリーンな味わいです。ミネラル感が豊富にありながらも重たくなりすぎず、繊細な酸がワイン全体に気品と優雅さを与えており、クラシックなブルゴーニュらしい味わいに仕上げられます。
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