トロ・ボー TOLLOT-BEAUT
お気に入り追加
お気に入り追加
フランス ブルゴーニュ コート・ド・ボーヌ アロース・コルトン
小さな村「ショレイ・レ・ボーヌ」を代表するドメーヌ
長年ブルゴーニュワインラヴァーを虜にしてきた老舗ドメーヌ、トロ・ボー。その安定したクオリティの高さから多くの星付きレストランでの採用実績を誇り、親しみやすい味わいは幅広い層から支持されています。
稀少銘柄を含む、最新2022年ヴィンテージが到着!
この度、トロ・ボーの最新2022年ヴィンテージが初入荷いたしました。入荷のたびに完売となる稀少な特級畑コルトン・シャルルマーニュをはじめ、現当主が最もお気に入りと語るサヴィニー・レ・ヴォーヌなど計12銘柄の豪華なラインナップ。2022年は当主のナタリー氏が「本当に好きな年」と答えるほどの素晴らしい出来栄えの年です。数量僅かの銘柄もございますので、この機会をお見逃しなく!
目次
フィネスとテロワールの表現に富んだ2022年
ブルゴーニュの2022年ヴィンテージは、華やかなアロマと凝縮感のある果実味を備え、良質な味わいが期待できる年。春は霜に見舞われましたが被害は軽く、その後すぐに気温が上がったため、ブドウ樹は急速に成長しました。夏は猛暑となりましたが、乾燥した気候と適度な降雨があったことにより、果実は順調に成熟。赤ワイン、白ワインどちらにおいても、量、質ともに安定した素晴らしいヴィンテージです。
トロ・ボーの2022年は、オーナーファミリーであるナタリー氏が「通常、私は暑いヴィンテージは好きではないのですが、2022年は本当に好きです」とコメントする注目の年。6月に雹が降ったため、ショレイ・レ・ボーヌでは収穫量の4分の1が失われたものの、残りの栽培期間は順調で、8月25日から収穫を開始し、10日ほどで終了しました。ヴィノスでは、ワイン評論家のニール・マーティン氏が「トロ・ボーの2022年は、最近のヴィンテージよりもフィネスとテロワールの表現に富んでいる出来栄え。」と称賛しています。
幅広い層から愛される、歴史ある名門トロ・ボー
ショレイ・レ・ボーヌに本拠地を置き、代々続く家族経営のドメーヌ、トロ・ボー。果実味が豊かでタンニンが丸く、熟成を経て変化する複雑味を兼ね備えた力強くエレガントなスタイルは、多くのワインラヴァーの心を虜にしています。
ドメーヌ・トロ・ボーの歴史は、1880年に初代のフランソワ・トロ氏がショレイ・レ・ボーヌ村にブドウ樹を植えたのが始まり。それを引き継いだ2代目アレクサンドル氏の妻の名字が「ボー」といい、両家の姓が合わさり「トロ・ボー」となりました。トロ・ボーはブルゴーニュでも早くからドメーヌ元詰めのワインを出荷し始めた造り手の1つでもあります。
その後、サヴィニー・レ・ボーヌ、アロース・コルトン、ボーヌにも畑を買い足し、1970年代には当初18haだった畑を25haにまで拡大。現在は赤ワイン14銘柄、白ワイン2銘柄の合計16ものアペラシオンを手掛けるショレイ・レ・ボーヌを代表する造り手となっています。
トロ・ボーの哲学は、「仕事の8割は畑で最高のブドウを造ること」。所有する畑は、どの畑も同様の方法で丁寧に管理しています。所有する畑の総面積25haのうち、グラン・クリュは1.5ha、プルミエ・クリュは7ha弱で残りは村名とACブルゴーニュクラスの畑です。また、村名クラスやACブルゴーニュのワインが秀逸でコストパフォーマンスに優れていることも、幅広い層から愛されている所以でもあります。
テロワール反映の基盤となる良質な「ブドウの樹」栽培
オーナーファミリーのナタリー氏曰く、ワイン造りにおいてトロ・ボーで最も重視していることは、「畑仕事」とのこと。ドメーヌ創業当初、フィロキセラ前は高い植樹密度でブドウが栽培されていましたが、フィロキセラ後の植え替えによって、畑で馬を使う必要がでてきたため、その結果植樹密度が低くなったのです。
そしてブドウ樹が地中深くまで根を伸ばし、より忠実にテロワールを反映した良質なブドウを生み出せるよう、除草剤や化学肥料などは一切使用せず、リュット・レゾネを実践。初夏には樹冠を管理して、ブドウの房に適度な日が当たり、風通しがよくなるようにしたり、病害を防ぐためにすべてのブドウ樹をチェックしたりするなど、品質のために非常に丁寧な畑仕事が行われています。
ブドウはすべて手摘みで収穫され、伝統的な手法で醸造されます。熟成時の新樽率はACブルゴーニュと村名で20%~30%ほど、グラン・クリュでも約50%と、ブドウの果実味を重視した造り。16カ月から18カ月間の樽熟成の後に瓶詰めされます。こうして造られるワインは、味わいに一切の雑味がなく、テロワールの個性を見事に表現したスタイル。ピュアな果実味が心地良い優美な味わいです。
安定したクオリティの高さを誇る、親しみやすい味わい
長い歴史を持つトロ・ボーですが、ワインの質を向上させるために変化を恐れずに様々な試みにチャレンジしています。トロ・ボーのトレードマークともいえる印象的なシルエットのボトルもその1つ。ボトルとコルクの密着度を上げるため1997年にこのシルエットを考案し、1999年のヴィンテージより実装されています。ボトルを厚くしコルクとの密着度を上げることでコルクの落下を防ぐことができるようになり、熟成に適した形状になりました。
そのほかにも新しい技術を取り入れることにも貪欲で、2014年からは光学選果機や新しい除梗機械を導入。光学式選果機によって、葉や虫も取り除かれ、より健全なブドウを選別が出来るようになりました。新しい除梗機は、重力を使って種をつぶさずに優しく除梗することが可能。種が傷つくことによる余計な雑味の抽出を防ぎ、より香りや果実味が引き出せるようになり、これまで以上に透明感が増す仕上がりになっています。
トロ・ボーのワインは、安定感のあるクオリティの高さと、食事に寄り添ってくれるような親しみやすい味わいが特徴。そのため星付きはもちろん、多くのレストランにオンリストされています。いつ開けても両手を広げて歓迎してくれるような親しみやすい味わいは、星付きレストランのソムリエたちをも魅了し、一流の料理とともに提供されているのです。
今回入荷のおすすめ5銘柄
トロ・ボーの全ラインナップ
商品一覧
14 件