プロヴィダンス PROVIDENCE
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ぺトリュスとシュヴァル・ブランを凌駕したシンデレラワイン
プロヴィダンスはインターナショナル・ワインセラーを率いる著名なワイン評論家、ステファン・タンザー氏に、「ニュージーランドのシャトー・ル・パンだ!」と評価されたことをきっかけに、瞬く間に世界中から注目を浴びたシンデレラワインです。オーナーは、ボルドーのサン・テミリオンのワイン好きで、過去最高と評されるシュヴァル・ブラン1947年をなんと14回も飲むほどの愛好家である、ジェイムズ・ヴルティッチ氏。ワイナリーはジェイムズ氏が本業の弁護士と両立しながら、1990年にニュージランド北島のマタカナの地に2haの畑を購入し、趣味でワインを造りをした事から始まりました。 ジェイムズ氏はプロヴィダンスについて、「プロヴィダンスは、私が必要だと信じている偉大なワインを構成するための3つの要素、エレガンス、バランス、そしてフィネスを持っている。我々は欧州で何世代にも渡り培われてきた伝統的な栽培・醸造方法を、ニュージーランドのマタカナに持ち込み、世界中のワイン愛好家の固定観念に挑戦した。偉大なボルドーのグランクリュへの愛から始まり、そして肩を並べるまでに至った。」と述べています。 畑が位置するマタカナは、東側に太平洋、2km西側にロドニー山脈がそびえる丘陵地帯。ここは降水量が少なく、日照時間の長い地域で、ニュージーランドで赤ワインを造るのに理想的な条件が整っています。また、夏から秋に掛けての成熟期は、海からの涼しい風により、昼夜の寒暖差が大きく、ブドウは酸を維持したまま完熟。火山性鉄分を多く含む水はけの良い粘土質土壌により、凝縮味をもった非常にユニークで複雑味のあるワインが出来上がります。 プロヴィダンスの特徴は、何と言っても完全なるオーガニック栽培のブドウ100%で仕立てられていること。化学肥料、酸化防止剤、保存料は一切使用せず、ブドウ作りから醸造まで一貫して自然に任せることをポリシーとしています。ブドウは自然に還元出来る有機肥料のみで育て上げ、自然発酵がもっとも進みやすい朝に丁寧に手摘みで収穫。収穫されたブドウは、4時間に1回、手作業で撹拌を行いながら、天然酵母のみで発酵。フレンチオークの新樽100%で24ヵ月もの長期熟成後リリースされます。