シャトー・シトラン CH.CITRAN
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フランス ボルドー オー・メドック
ブルジョワ級シャトーの中でも最上級のシャトー
シャトー・シトランは、オー・メドックのクリュ・ブルジョワ級で、シュペリウールに分類されている、ブルジョワ級トップクラスのシャトー。シャトーの歴史は13世紀にまで遡ります。ドニサン・デ・シトラン一族が、1832年までの約600年間所有。その後はいくつもの所有者の変遷を経験しています。シャトーの評価を高めたのは、1945年にミアイユ家が所有したとき。その当時、畑のほとんどが失われていましたが、シャトー・クーフランを所有するジャン・ミアイユ氏が運営したことで、畑を現在の大きさに広げ、ワインについての評価を築きあげました。 1987年から10年間は日本企業による投資を受け、品質は更に上昇。成功を収めていましたが、1996年にタイヤングループの傘下に入りました。タイヤングループと言えば、格付け第ニ級シャトー・グリュオ・ラローズや、格付け銘柄の地位に値すると高い評価を受けるシャトー・シャス・スプリーンなど、高品質シャトーを多数所有していることで知られています。 タイヤン傘下に入ってからは、ミッシェル・ロラン氏をコンサルタントに迎え、新樽率の引き上げやセカンドワインの導入によって、更に品質が上昇。今では時に格付けシャトーをも凌ぐ品質のワインを造る実力派シャトーとして、世界的に著名な評論家のロバート・パーカー氏をはじめ、多くのワイン評論家たちから高く評価されるシャトーへと成長を遂げています。