ボルドーワイン界のリーダーが手掛ける、グラン・クリュに相当するシャトー

シャトー・レ・グラン・シェーヌは、1880年からワインを生産する、メドック地区に位置するシャトー。ブドウ畑となる前は、16世紀に砦として使用されていました。1981年にジャクリーヌ・ゴージー・ダリカード氏によって購入され、多額の資金を用いて改修。1998年には、シャトー・パフ・クレマンなど複数のシャトーを所有するボルドーワイン界のリーダー的存在、ベルナール・マグレ氏がオーナーとなりました。 38haの畑では、メルロ60％、カベルネ・ソーヴィニヨン40％が栽培され、平均樹齢は30年。土壌に砂利、粘土、石灰岩を含み、標高の高さとジロンド河を望む立地のため、微気候が生まれ、オー・メドックの北部の中でも優れたテロワールのひとつとなっています。 収穫されたブドウは全房発酵。醸造は大きな木桶とステンレスタンクを組み合わせて行い、マロラクティック発酵はタンク内で行います。その後、新樽率50％フレンチオークにて約18カ月熟成。近年では熟成にテラコッタとニュートラルオークも使用し、メルロの果実味をさらに滑らかに表現し、独特の個性とフィネスに溢れたワインを生み出しています。 ベルナール・マグレ氏曰く、シャトー・レ・グラン・シェーヌは「グラン・クリュに相当するワイン」。ワイン・アドヴォケイトにおいても「ベルナール・マグレ氏による非常にお買い得なワイン」（2011年5月）と紹介される、コストパフォーマンスに優れたワインを生み出しています。