タルデュー・ローラン
TARDIEU LAURENT

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フランス ローヌ

タルデュー・ローラン / TARDIEU LAURENT ワインボトル

有名ワインガイドで最高評価の5つ星を獲得した、ローヌの優良ミクロ・ネゴシアン


南フランスのローヌ全域にまたがる14のアペラシオンを手掛けるタルデュー・ローラン。厳選した契約農家から古樹にこだわって買い付け、妥協のない醸造で仕立てる彼らのワインはエレガンスに満ちた仕上がりで、有名評価誌においても錚々たる評価を得ています。

95点の高得点キュヴェ含む、最新ヴィンテージ11銘柄が初入荷!


この度、評価誌95点を獲得した1本からワイナリーのお値打ちキュヴェを含む、最新ヴィンテージ全11銘柄が初入荷いたしました!最新2021年のエルミタージュ・ルージュはジェームス・サックリングにて95点を獲得。更に最新2022年のコンドリューもデキャンタにて95点、またコート・デュ・ローヌ・レベック・ファン・ルージュの最新2022年は、ジェームス・サックリングにて90点と、幅広い銘柄で高評価を得ています。最新ヴィンテージが入荷したこの機会に、是非お買い求めください。

目次

世界トップクラスの評論家に鍛え上げられた「ローヌ屈指の目利き」

現オーナーのミシェル・タルデュー氏

タルデュー・ローランは、ローヌ出身のミシェル・タルデュー氏と、ブルゴーニュの有名なネゴシアンのドミニク・ローラン氏が1996年に創業したネゴシアン。父親が早くに亡くなったことで若いうちから働いていたミシェル氏ですが、家族がポマールとシャトーヌフ・デュ・パプのワインを好んで飲んでいた環境に育ったことで、自身も興味を抱くようになりました。


彼は仕事の合間を縫ってブルゴーニュやローヌを中心に数多のワインを飲み、テイスティング能力を鍛え、ワインを猛勉強しました。磨きあげられたその味覚と見識は、「ローヌ屈指の目利き」と称されています。


やがて地元レストランのワイン選定を任されるようになったミシェル氏は、ワインの買い付けでブルゴーニュに出向いた際、1989年にブルゴーニュでネゴシアンを興したドミニク・ローラン氏と出会い意気投合。「ローヌという土地が持つ可能性を100%信じていた。」とローヌのテロワールに高いポテンシャルを感じていたミシェル氏は、1996年にドミニク・ローラン氏と共にタルデュー・ローランを創業しました。


その後2008年にドミニク・ローラン氏は事業から退き、ミシェル氏が単独で経営を始めます。

オーナーの息子で醸造担当のバスティアン・タルデュー氏

2010年からは息子のバスティアン氏が醸造家、娘のカミーユ氏が広報として参加。2018年にシャンパーニュのシャルル・エドシックなどを所有するEPIグループに株式の49%を売却しましたが、ワイン造りにおいてはこれまで通りタルデュー家が手掛けています。

タルデュー・ローランの実力を裏付ける錚々たる評価

そんなミシェル・タルデュー氏の研ぎ澄まされた味覚を活かし仕立てられるワインは、ワイン・アドヴォケイト、ワイン・スペクテーターといった名だたるワイン評価誌にて高評価を連発します。


フランスで高い支持を集めるテイスターのミシェル・ベタンヌ氏とティエリー・ドゥソーヴ氏が発行するベタンヌ+ドゥソーヴ・ワインガイドでは、「最高評価の5つ星を獲得」という快挙を達成しました。


評価者の両氏はタルデュー・ローランについて「現在、ローヌで最も優れたネゴシアンのひとつ。ミシェル氏と息子のバスティアン氏はブドウ畑を訪ね歩き、古樹から得られる高品質のブドウを見つけており、地域にとって誇らしく思う生産者と言えるだろう。」と称賛。ワインのプロフェッショナルからも絶大な信頼を得ているのです。

ローヌで「ミクロ・ネゴシアン」を始めたパイオニア

タルデュー・ローランを語る上で欠かせないのは、彼らがローヌで「ミクロ・ネゴシアン」を始めたパイオニアであるということ。ミクロ・ネゴシアンという言葉に厳密な定義はありませんが、ブドウ畑を所有せずに、契約農家からブドウを果実や果汁、発酵後のワインの状態で買い付けてワインを造る小規模生産者を指します。ブルゴーニュのルシアン・ル・モワンヌやオリヴィエ・バーンスタインがその代表的な生産者です。


畑の高騰が深刻化しているブルゴーニュでは、ミクロ・ネゴシアンと呼ばれる生産者たちが、畑の所有権にこだわらず、自身が造りたい幅広いラインナップのワインを手掛けています。彼らのワインは高品質で高い評価を得ているものが多く、注目を集めています。


ミシェル氏はミクロ・ネゴシアンであることのメリットは、「ドメーヌより自由度が高く、ワインやブドウのセレクション、熟成、ブレンディングに完全に集中することができること。」として、「ローヌ全体の複数アペラシオンを造るのは大変だが、難しいからこそやりがいがある。その日の気分でどのアペラシオンのワインを飲むか選べるというのはローヌワインの素晴らしさのひとつだ。」と語っています。


タルデュー・ローランが手掛けるラインナップ

2つのこだわりが生む、"タルデュー・スタイル"

テロワールを表現する古樹へのこだわり

タルデュー・ローランでは、特に古樹にこだわって厳選して買付をしています。テロワールを表すワインを造るには、低収量となる古樹から収穫される良質のブドウが重要であり、深く伸びた根が様々な地層の個性を吸収してテロワールの真髄を表現することができると考えています。また、長く伸びた根は水分の吸収量を的確にコントロールできるため気候の変化に大きく左右されず、毎ヴィンテージ安定した品質が見込めることも大切です。


そのため、彼らは各アペラシオンのトップレベルの畑を持つ80~100のブドウ生産農家と強い関係を築いています。長年に渡り契約しているからこそ、生産量は少なくても、品質が高くエレガントなスタイルのワインを造り出せるのです。

自然のままにこだわったワイン造り

タルデュー・ローランでは、赤ワインは主にアルコール発酵後すぐのワインを、白ワインは圧搾後すぐの果汁や発酵後のワインを買い付け、熟成を行います。2012年以降は大半のキュヴェでフードルを使い「オークの影響を控えめにして、ピュアな果実の旨味が前面にでるようにしている。」とのこと。また、全房発酵の比率を上げたことで、フレッシュ感とフィネスが生まれ、よりエレガントな仕上がりに変化させています。


またセラーでは、亜硫酸塩の添加をできるだけ少なくしています。澱引きの際にも濾過を行わずに瓶詰めするなど、極力手を加えないことで、それぞれのテロワールのエッセンスを保ち、ワイン本来の味わいを最大限生かすことに努めているのです。


そうして仕立てられるタルデュー・ローランのワインは、性格が異なる数多くのアペラシオンが存在するローヌワインでありながら、いずれもブルゴーニュ愛好家のミシェル氏ならではの、繊細な酸とエレガンスを感じるきれいなスタイルです。


良質なブドウと、熟成に関する並々ならぬこだわりを持っているからこそ、単にブドウや果汁を買い集め、低コストでワインを造ろうとするネゴシアンとは一線を画す、明確なスタイルを持ったタルデュー・ローランのワインが生み出されているのです。

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