ヴィラデスト・ワイナリー
VILLA D'EST WINERY

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ヴィラデスト・ワイナリー / VILLA D'EST WINERY ワインボトル

日本ワイン業界を牽引する、小規模生産のブティック・ワイナリー


ヴィラデスト・ワイナリーは、エッセイストであり画家の玉村豊男氏が2003年10月に開設した、小規模生産のブティック・ワイナリー。千曲川ワインバレーの冷涼なテロワールを反映した、エレガントでクリーン、且つ凝縮感のあるワインを造っており、日本ワインコンクールの最高金賞をはじめ、デキャンタのアジア・ワイン・アワードで銀賞を獲得するなど、数々の栄誉に輝き、日本を代表するプレミアムワインと評価されています。

目次

世界に発信できるワインを造り続ける、ブティックワイナリー

オーナー 玉村豊男氏

ヴィラデスト・ワイナリーは、玉村豊男氏と現代表取締役社長の小西超氏が2003年10月に開設した、小規模生産のブティックワイナリー。 エッセイスト・画家として有名な玉村豊男氏が、病気療養を機に自分たちの生き方を見つめ直して畑をやろうと志し、8年間暮らした軽井沢から1991年に東御市へ移住したことがワイナリー設立のきっかけとなりました。


東御市の風景には、かつて玉村氏が留学中に何度も訪れたフランスのブドウ畑を彷彿とさせるものがあり、この地を開墾することを決意。西洋野菜とともにブドウの苗木を植樹し、1993年から委託醸造にて自家用のワイン造りを始めました。


当時、宝酒造株式会社が主催していたTaKaRa酒生活研究所で所長を務めていた玉村氏は、同社のワイナリー建設計画に参画し、東御市へと誘致。行政に声をかけて土地を取りまとめ、社内から選抜された研究者たちに自らの畑でブドウ造りを、委託醸造先であるサンクゼールにてワイン造りを、実地で学ばせました。


その際、醸造の指導にあたったのが現代日本ワインの父と称される浅井省吾氏(別名、麻井宇介氏)。そして栽培については、ドイツとフランスでワイン造りを学んだ後に神戸ワインを立ち上げた三田村雅氏から指導を受けていました。残念ながら当時のワイナリー建設計画は諸事情で中止となってしまいましたが、玉村氏はワイン造りへの情熱を捨てることなく、資金を集め醸造免許を取得。そして2003年にヴィラデスト・ワイナリーの設立に至ったのです。


「ブドウ畑の風景を見ながら、そのブドウから造られたワインを飲み、ガーデンを眺めながら、地元で採れたばかりの新鮮な素材を生かした料理を囲んで、楽しい時間を過ごす。」そんな田園のリゾートを目指し、世界に通用するワインを日本で造ることに情熱を注ぎながら、現在もワイン造りに取り組んでいます。

日本ワインを牽引する栽培・醸造家

栽培醸造責任者 小西超氏

栽培・醸造責任者を務めることとなったのが、今や有名なワイン醸造家として活躍している小西超氏。小西氏は中止となったワイナリー建設計画の研究員の一人でもあり、ワイン造りへの熱い思いを玉村氏と同様に持ち続けていたのです。


アルカンヴィーニュという兄弟ワイナリーで、栽培・醸造・ワイナリー経営を学ぶことのできる千曲川ワインアカデミーを開講。多くの卒業生がワイン用ブドウ農家として就農し、自身のワイン造りに励んでいます。

先駆的な地域、千曲川ワインバレー

ヴィラデスト・ワイナリーは、東信から北信地域にかけて千曲川沿いに広がる地域、千曲川ワインバレーの東御市に位置しています。千曲川ワインバレーは信州ワインバレー構想の内の1つのワインバレーです。


信州ワインバレー構想とは、NAGANO WINEのブランド化を目的に、4つのワインバレーに分け、それぞれの地域で協力し合い高品質なワインを造るという取り組みのこと。そしてこの信州ワインバレー構想推進協議会の会長を務めているのが、ヴィラデスト・ワイナリーのオーナーである玉村氏です。


千曲川ワインバレーは、日本有数の少雨地域で、日照時間が長く、昼夜の寒暖差が大きいなど、ブドウ栽培に適した気象条件が揃っている注目産地。欧州系品種の栽培に適していて、メルロ、シャルドネのほか、カベルネ・ソーヴィニヨン、ピノ・ノワールなどが栽培されています。


また、玉村氏は千曲川ワインアカデミーという日本で初めての民間ワインアカデミーを開講し、新規参入者を増やすことに貢献。 ブドウの栽培方法・品種、醸造方法、目指すワインなどに独自のヴィジョンを持つ個性的なワイナリーが集まることで、層の厚い、多面的な魅力を持つワインバレーを目指しています。


千曲川ワインバレー内でも特に注目を集めるのは、2008年にワイン特区として認定された東御市です。東御市では、千曲川の右岸、左岸で地質の違いを生かした個性の異なるワインが醸成割れており、本場フランスのボルドーを彷彿させる成り立ちが注目と人気を集めています。

高い評価を得る、日本を代表するプレミアムワイン

欧州系品種から生まれるヴィラデスト・ワイナリーのワインは、国内にとどまらず世界的にも高評価を獲得しています。


特に、トップキュヴェである、ヴィニュロンズ・リザーブ・シャルドネは、日本ワインコンクールにて金賞・最優秀カテゴリー賞を受賞しており、それに続き、2008年の洞爺湖サミット、2016年の伊勢志摩サミットにて提供された実績を誇っている日本を代表するプレミアムワイン。その品質は、世界優秀ソムリエとなったパオロ・バッソ氏が「ブルゴーニュの高級白ワインに匹敵する。」と賞賛している程です。


近年では、シャルドネ以外にもピノ・ノワール、ソーヴィニヨン・ブランなどの国際品種も手掛けており、こちらの出来栄えも秀逸と言われています。ソーヴィニヨン・ブランは2014年に日本ワインコンクールにて金賞を受賞、ピノ・ノワールはデキャンタのアジア・ワイン・アワードで銀賞を受賞。このような数多くの高品質なワインを生み出した功績を讃えられ、ヴィラデスト・ワイナリーは日本のワイナリーを格付けする日本ワイナリーアワードにて4つ星に選出されています。

おすすめの3銘柄

シャルドネのフレッシュな果実味や酸を素直に抽き出した、爽やかかつみずみずしいバランスの良い味わい。


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フードフレンドリーで親しみやすいスタイルの、自社畑ブドウと栽培農家が育てたメルロで造る1本。


2020

3,410

(税抜価格3,100円)

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冷涼な気候由来の、柑橘系果実を連想させる華やかな香りとフレッシュな酸が魅力の辛口白ワイン。


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