マッソリーノ MASSOLINO
お気に入り追加
お気に入り追加
イタリア ピエモンテ
100年に渡り伝統を守り続けるセッラルンガの名門
100年以上、4世代に渡ってバローロ5大産地の一つ、セッラルンガ・ダルバでワイン造りを続けるマッソリーノ。地元でも「セッラルンガ・ダルバ村と言えばマッソリーノ」と名前が挙がる、非常に信頼の厚い造り手です。
彼らの哲学は「強い情熱、そして歴史ある土着品種の特徴を守るため、土地を尊重したワイン造り」を行うこと。醸造においては、現在でも創業当初から伝わる製法でワイン造りを行っており、伝統派と現代派両方の長所を活かしながら力強さとエレガンスを兼備したワインを造っています。
セッラルンガ・ダルバの歴史を紡ぐワイナリー
100年以上、4世代に渡って伝統的バローロを守り続けるワイナリー、マッソリーノ。 1896年、マッソリーノはバローロ5大生産地区の一つ、セッラルンガ・ダルバに創業しました。初代のジョヴァンニ・マッソリーノ氏にはじまり、現代に至るまでマッソリーノ・ファミリーによる家族経営を貫き、この地のテロワールとブドウを尊重した品質の高いバローロを造り続けています。
2代目のジュゼッペ氏は、畑の拡大を行うとともに、1934年にバローロとバルバレスコの保護を目的とした協会の創始者の一人となり、ピエモンテワインの普及に努めます。彼の息子たちは、現在マッソリーノの看板ワインとなっているマルゲリア、パラファーダそしてヴィーニャ・リオンダの畑を購入しました。
現在のオーナーであるフランコ氏とロベルト氏は、これからの更なる飛躍のため、醸造と技術の改良に着手。イタリアおよび外国におけるワイナリーのブランドイメージを確立することに成功しました。
4世代に渡ってセッラルンガ・ダルバでワイン造りを続けるマッソリーノの哲学は、「強い情熱、そして歴史ある土着品種の特徴を守るため、土地を尊重したワイン造り」を行うこと。未来の世代へレガシーを引き継ぐためにも、彼らはこの哲学と伝統を大切に守りながらバローロを造り続けているのです。
伝統的製法が生み出す、力強さとエレガンス
バローロ5大生産地の一つ、セッラルンガ・ダルバは、バローロの中で最も東側に位置しており、厳格で男性的、長期熟成能力の高いバローロを生むと言われる村。造られるバローロは、石灰質が豊富で硬く詰まった土壌から、程良い酸味としっかりとしたタンニンを備えた凝縮感溢れる力強いスタイルに仕上がります。マッソリーノは、バローロ地域に約23haのブドウ畑を所有。畑の特徴を最大限に表現したワインを造り出しています。
バローロの醸造においては、現在でも創業当初から伝わる製法でワイン造りを行っており、約30℃で長期間の発酵と醸しを行った後、大きなスラヴォニアン・オーク樽でキュヴェによって約30~42カ月熟成。そして瓶詰め後には、キュヴェによってさらに約1~2年瓶内熟成させます。このように醸造されるマッソリーノのワインは、力強さとエレガンスを兼備しています。
マッソリーノのバローロは、果実味や酸味、タンニンのバランスがよく、しっかりと肉厚な味わいながら、ピュアでクリーンなスタイル。そして長期熟成ポテンシャルも備えたワインです。スタンダード・キュヴェのバローロは、2016年ヴィンテージがワイン・スペクテーターの2020年度版年間TOP100にて第7位にランクインするなど、極めてクオリティの高いバローロを造り出しています。
最高評価トレ・ビッキエリを獲得する実力派ワインたち
マッソリーノのもう一つの魅力は、高いクオリティを誇る幅広い銘柄のラインナップ。ランゲのブドウから造られるネッビオーロ、バルベラやドルチェットといったピエモンテの土着品種、そしてモスカートやシャルドネといった白ワインなど、若いうちからも楽しめるワインです。
多くのキュヴェがワイン評価誌でも90点以上の高得点を獲得したこともあり、まさにピエモンテという土地の魅力が詰まったラインナップを手掛けています。
そしてセッラルンガ・ダルバを拠点とするマッソリーノの魅力は何と言っても、彼らの看板ワインである畑名を冠する3つのバローロ、ヴィーニャ・リオンダとパラファーダ、マルゲリア。3つの畑は南向きや南西向きの日当たりの良い場所にあり、長期熟成に向く良質なブドウが造られています。
この3つのバローロにおいて共通して言えるのは、タンニンや果実味、酸味などのバランスが良く、テロワールが反映された力強いスタイルであること。そしてこれらのバローロは、いずれも世界でも強い影響力を持つイタリアのワイン評価誌ガンベロ・ロッソにて、最高評価のトレ・ビッキエリ(3グラス)を獲得したことのある実力派ワインなのです。
マッソリーノの全銘柄
商品一覧
8 件