ヴァンサン・ルグー VINCENT LEGOU
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フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ ヴォーヌ・ロマネ
DRCでの経験を活かし、有機農法を貫くヴォーヌ・ロマネの注目ドメーヌ
ヴァンサン・ルグーを率いるのは、ブルゴーニュきっての名門、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(DRC)にてグラン・エシェゾー、そしてエシェゾーのブドウ栽培チームで経験を積んだヴァンサン・ルグー氏。実家のドメーヌを継ぎ、DRCで培った技術を活かしつつ、創業当時から有機農法を貫き、丁寧なワイン造りを行っています。ブドウの旨味溢れる味わいは、ヨーロッパを中心に、特にフランス国内の愛好家から人気を集めています。
DRCで培ったワイン造りの技術と、有機農法による区画の表現
ヴァンサン・ルグーは、ニュイ・サン・ジョルジュのヴォーヌ・ロマネ村の西側にある、コンクール村に位置するドメーヌ。当主のヴァンサン・ルグー氏は、1984年に父ジャッキー・ルグー氏が立ち上げた家族のドメーヌを引き継ぎ、2008年に自身のドメーヌとして創業しました。ヴァンサン氏は実家のドメーヌに参加する前は、DRCに入社して栽培チームにて経験を積みました。
ヴァンサン氏は、創業当初から化学肥料を使用せず、有機農法を採用してブドウ畑の自然環境の向上に注力。現在、ACブルゴーニュからボーヌ、ラドワ、ヴォーヌ・ロマネ、ジュヴレ・シャンベルタンなどの村名ワインやボーヌの一級畑など、コート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌにまたがる11.5haの畑でブドウ栽培を行っています。
2014年には全てのブドウ畑において、フランス政府の厳しい基準に沿って認証されるEUの有機農業認証機関Agriculture Biologique(通称「AB」)認証を取得。ヴァンサン氏は、自然とテロワール、そして次世代を尊重することを哲学とし、有機農法を貫くことによって、各区画のアイデンティティーを表現しています。
栽培から醸造まで緻密で繊細なワイン造り
ワインの品質を最大限に高めるため、有機農法で育てる畑では、全ての生育段階において丁寧に手入れを行い、中でもブドウ樹の剪定、芽かき、除葉は特に入念に行います。もちろん、収穫は手作業で行われ、全てのキュヴェにおいて厳しい選果を実施。健全でしっかりと成熟した果実だけを醸造します。
醸造においては、ワインにまろやかさとフルーティーさをもたらすため、アルコール発酵の前に低温浸漬を行います。野生酵母のみで発酵し、約4~6週間もの長いキュヴェゾン(発酵槽内でアルコール発酵および醸しを行う醸造工程)を実施。ブルゴーニュのテロワールによる自然のフィネスとエレガンスを覆い隠してしまわないよう、新樽の使用は控えめにし、約12~14カ月熟成します。
このように丁寧なブドウ栽培と緻密な醸造によって、果実のしなやかな甘みを備え、エキス分が詰まったワインが生み出されます。ヴァンサン氏によって引き出される各テロワールの個性をぜひお楽しみください。
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