こんにちは、船橋東武店の稲垣です！

さて、今回ご紹介する週末スペシャルテイスティングは、異次元の密植栽培を行う、サン・トーバンの注目ドメーヌです。

フランスの雑誌にて、「ブルゴーニュの未来の10年を支える10人」に選出された造り手。

高密植栽培ゆえの、密度の高い味わいが魅力のワインです。

□開催日　2024年4月13日(土)～14日(日)

□参加費　各50ml　3,410円(税込)

□定員　13名

□Tasting Item

①2021　サントネイ　クロ・デ・ザート

／ ユベール・ラミー（フランス　ブルゴーニュ）

［ 赤　ミディアムボディ／ ピノ・ノワール ／ ボトル販売価格15,400円(税込) ］

②2021　サントーバン・ラ・プランセ

／ ユベール・ラミー（フランス　ブルゴーニュ）

［ 白　辛口 ／ シャルドネ ／ ボトル販売価格15,400円(税込) ］

■サントネイ　クロ・デ・ザート

デ・ザートは、サントネイ北部の一級畑に囲まれた好立地の畑。ブドウ樹は、1999年と2006年に植樹されており、粘土石灰質土壌で栽培されています。

アルコール発酵をタンクにて、マロラティック発酵を樽にて行い、約18～24ヵ月間熟成させた後に瓶詰めすることで、しっかりとした果実味と、心地よい酸が魅力のワインに仕上げています。

■サントーバン・ラ・プランセ

複数の区画のブドウをブレンドして造られており、サン・トーバンの魅力を見事に表現した1本。約100年前のブルゴーニュでは使われていたものの、今では高価格のため、あまり使われなくなった木樽「ドゥミ・ミュイ」を使用。

白ワインの新樽比率は5～10％に減らしており、平均で1～5年の古樽にて約18～24ヵ月間熟成しています。

テクスチャーは滑らかで、余韻にほんのりと感じられる塩味が全体を引き締め、爽やかな果実味をじんわりとご堪能いただけます。

■2021年ブルゴーニュ

ブルゴーニュの2021年は、ブドウの収量が減少したもののワインはエレガントな仕上がりになったことが特徴です。4月に夜間の気温が大幅に下がり、ブルゴーニュ全域で深刻な霜害が発生。また生育期間である春から夏にかけて湿度が高まり、病害に悩まされる生産者もいました。ただ生き残ったブドウには2020年と比べてジュースがしっかりと蓄えられており、酸味も高い傾向だったことから、ワインは果実味と酸味のバランスに優れた出来栄えとなったのです。

ユベール・ラミーにおいても、ブルゴーニュ生産者と同様に霜害の影響を受けましたが、その分生き残ったブドウの管理に注力し、上質なブドウだけを厳選して収穫。長期熟成を想定してワイン造りが行われました。