皆さまこんにちは、丸の内店の早川でございます。きりっと冷やした白ワインが最高に美味しい季節がやってきましたね！7月の丸の内ラウンジでは、エマニュエル・ルジェによる至高のヴォーヌ・ロマネから、贅沢8種飲み比べ、恒例のシャンパーニュ・エクスペリエンスとまたまた盛りだくさんでございます。週末はぜひ丸の内ラウンジでお過ごしください。

■第1週7月5日(金)～7月7日(日) 【EMMANUEL ROUGET PREMIUM 1GLASS 】

2021 ヴォーヌ・ロマネ/エマニュエル・ルジェ

■第2週7月12日(金)～7月14日(日) 【2021 BORDEAUX BLANC 5GLASS】

2021 パゴド・ド・コス・ブラン/シャトー・コス・デストゥルネル

2021 ドメーヌ・ド・シュヴァリエ・ブラン/ドメーヌ・ド・シュヴァリエ

2021 ル・プティ・シュヴァル・ブラン/シャトー・シュヴァル・ブラン

2021 ヴァランドロー・ブラン/シャトー・ヴァランドロー

2021 Y イグレック/シャトー・ディケム

■第3週7月19日(金)～7月21日(日) 【2010年 ボルドー左岸と右岸の競演】

2010 シャトー・ムートン・ロスチャイルド

2010 シャトー・アンジェリュス

■第4週7月27日(土)、7月28日(日) 【ノン・ヴィンテージ・シャンパーニュ 8種 飲み比べ】

テルモン レゼルヴ・ブリュット/テルモン

シャルル・エドシック ブリュット・レゼルヴ/シャルル・エドシック

ボランジェ スペシャル・キュヴェ/ボランジェ

ポール・デテュンヌ ブラン・ド・ノワール/ポール・デテュンヌ

シャンパーニュ・キュヴェ 746/ジャクソン

アンリ・ジロー フュ・ド・シェーヌ・マルチ･ヴィンテージ/アンリ・ジロー

クリュッグ グランド・キュヴェ 171 エディション/クリュッグ

アルマン・ド・ブリニャック・ブリュット・ゴールド/アルマン・ド・ブリニャック

参加料金：16,500円（税込）45ml　1グラス

定員：16名様

エマニュエル・ルジェは、2006年に世を去った伝説のヴィニュロン、アンリ・ジャイエの血と哲学を継承する造り手です。「クロ・パラントゥ」を受け継いだことも含めて、プロフィールの華々しさで右に出る生産者はいないでしょう。事実、彼のワインは今やヴィンテージや銘柄を問わず入手困難で、ワインラヴァーがこぞって追い求める幻と化しています。

どうしても背中に負う巨星ばかりが注目されるルジェですが、ルジェを優れた造り手たらしめるのは、叔父から受け継いだ名声と畑だけではありません。他の生産者やジャーナリストの間では、華やかなプロフィールとは裏腹に、寡黙で真面目で、どこまでも実直にワインと向き合う、クラシックな職人気質の造り手として知られています。あまり笑顔を見せず、しかし自分のワインのこととなれば熱っぽく語り出す姿が、数少ないインタビュー記事等で垣間見えます。

そんなルジェの気質はワインメイキングにも表れています。今やブルゴーニュにおけるワインメイキングの定番となった100%除梗や低温浸漬といった師のスタイルを踏襲しつつ、畑やヴィンテージの個性を表現する為、師のこだわりに反して柔軟に新樽比率を変えるなど、独自のスタイルも確立させています。

第一週目の週末テイスティングでは、ルジェがブルゴーニュの至宝ヴォーヌ・ロマネから生み出す一本と向き合う、プレミアム1グラスをご用意いたしました。この機会に是非お試しください。

参加料金：9,900円(税込)　各50ml　5グラス

定員：14名様

第2週の週末スペシャルテイスティングでは、最新2021年ヴィンテージ、ボルドーブランを堪能する5銘柄をお楽しみいただけます。

2021年のボルドーは非常に冷涼な気候でした。2020年の芳醇なスタイルとは打って変わって、アルコール度数も低く、2000年代以前を思わせるようなエレガントで古典的なスタイルが多くなっています。特に辛口の白ワインは、キレのあるシャープな酸味とフレッシュで生き生きとした果実味を持つ秀逸な仕上がりで、2017年以来最高の出来であると各評論誌で高い評価を受けています。

今回、ボルドー各地からスタイルの異なる5シャトーをチョイスいたしましたが、注目はソーテルヌの名手、シャトー・ディケムが手掛ける辛口白ワイン「イグレック」。貴腐ワインに対するセカンドラベルのような位置づけではなく、同じ楽譜を異なる楽器で演奏するように、シャトーが誇るテロワールを別のスタイルで表現した一本です。ソーヴィニヨン・ブランは完熟を迎えた頃に、セミヨンはやや貴腐化した状態で収穫されるのがイグレックのポイント。シトラスの爽やかさを持つフレッシュなソーヴィニヨンと、ほのかに甘く、穏やかなコクを持つセミヨンの美しいコンビネーションを狙った収穫タイミングですが、2021年は特にそのこだわりが実り、ボルドーブランを代表する二つの品種の完璧なバランスが実現しています。

参加費：24,200円(税込)　40ml　2グラス

定員：17名

第３週の週末スペシャルテイスティングは、骨格のしっかりとしたパワフルな味わいが特徴的な右岸と豊かな果実味で滑らか口当たりが魅力的な右岸のグレートヴィンテージ2010年を2銘柄ご用意いたしました。

グレートヴィンテージと言われる2010年。乾燥し暑すぎず、豊富な日照量を得ることができた天候のおかげで過熟することなくゆっくりと、そして完璧にブドウは熟しました。そのため、タンニンがありながらも上質でしなやか、美しい酸を持つ、エレガントでクラシカルなスタイルのワインが生まれました。

左岸のテイスティングワインは５大シャトーの中でも特に豪奢で明朗、堂々たる味わいを持ち、常に圧倒的な存在感を放つ「シャトー・ムートン・ロスチャイルド」。2010年はパーカーポイント98点と高得点を獲得しています。右岸のテイスティングワインは、真のサン・テミリオン愛好者であれば必ず飲むべき「シャトー・アンジェリュス」。オーナーのユベール・ド・ブアール・ド・ラ・フォレ氏曰く、アンジェリュスはビックで表現力豊かな果実の凝縮感が特徴的なワイン。熟成を経て、継ぎ目のないしなやかなで緻密な味わいに変化していきます。上品で複雑、長い余韻が飲む人を魅了します。

異なる味わいが魅力的な右岸と左岸のグレートヴィンテージを堪能していただける貴重な機会となっております。この機会に皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

参加費：13,200  円（税込)　各35ml　8グラス

定員：20名様

第4週の週末スペシャルテイスティングは「シャンパーニュの帝王」クリュッグ、圧倒的存在感を放つアルマン・ド・ブリニャックを含むシャンパーニュ８銘柄をご用意いたしました。

伝統の製法を忠実に守り続けるクリュッグ家。クリュッグの品質は、誇りと情熱、一切の妥協を許さない職人気質により継承され、「クリュギスト」と呼ばれる熱狂的な信者も擁します。その根幹は、複雑なアッサンブラージュ。実に10年以上に及ぶ収穫年から得た、120種類以上のワインをブレンドしています。クリュッグならではのブレンド仕立て、単一年のワインにはない、豊かな味わいと香りを表現。世界の偉人達を虜にした品質をご堪能ください。

全ての喜びを詰め込んだ新時代の最上級シャンパーニュ「アルマン・ド・ブリニャック」。アルマン・ド・ブリニャックを手掛けるのは、250年以上にも渡り、フランスでシャンパーニュを製造してきたワイン醸造家の名門、キャティア家。2006年に最初のボトルが出来上がり、「100 Best Champagne For 2010」において一流シャンパーニュたちを抑えて、世界ランキング１位を獲得し衝撃を与えました。また、革新的生産者として知らしめたのは、シャンパーニュ地方の慣習を打ち破る迫力あるボトル。王を象徴するスペードのエースがあしらわれているボトルは、熟練した職人が１時間に30本しか造ることができない芸術品です。

７月の最終週は華やかで豪華な時間を丸の内ラウンジで過ごしてみてはいかがでしょうか。

※第4週のみ27日、28日の2日間の開催となります。

無くなり次第終了となります。お席には限りがございますので、詳しくはお電話でお問合せくださいませ。皆さまのご来店を心よりお待ちしております。