ワインラベルの読み方って?講座


新興国のラベル

新興国のラベルは、一言でいうとシンプルなものが多いです。

必要最低限の情報がコンパクトにまとめられています。

また、新興国のラベルの大きな特徴として「品種名」が書かれているのが多いことです。


ただし、中高価格帯のプレミアムワインやブレンドワインには、ブドウ品種が記載されていない場合もあります。


では実際のチリのワインのラベルを見てみましょう。

画像はエノテカでも人気のチリワインの生産者モンテスのワインラベルです。

ここでは、

ワイン名「MONTES ALPHA」

ブドウ品種「Cabernet Sauvignon」

造られた年「2020」

生産地「D.O. VALLE DE COLCHAGUA, CHILE」

が書かれています。


たくさん書かれていますが、特に注目いただきたいのは「ブドウ品種」と「産地」です。


これらによって、大まかなワインの味わいを予想することができるからです。


今回では、チリで造られたカベルネ・ソーヴィニヨンのため、しっかりとした果実味に力強いタンニンが感じられるワインと飲む前から大まかに予想できるのです。


また、今回の表ラベルには記載がなかったですが、アルコール度数も見ておくこともおすすめです。

アルコール度数が高い(14%以上)場合はボリュームのある味わいに、アルコール度数が低い場合(13%以下)は軽やかな味わいになることが多いです。

まとめ

■新興国のラベルの特徴

・シンプルなラベルが多い

・品種名が書かれていることが多い

・まずは品種名をチェックしてみる

ストップ!20歳未満飲酒・飲酒運転。
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ほどよく、楽しく、良いお酒。のんだあとはリサイクル。

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