白ワインと赤ワインの違いは?講座
目次
03. 白ワインと赤ワインの造り方
先ほど簡単にはお伝えしましたが、より詳細に白ワインと赤ワインの造り方はどのように違うのか、順番にお伝えします。
まず白ワインと赤ワインは、その名の通り「色」が違います。
では、その「色の違い」はワイン造りの工程において、どのようなところから来るのでしょうか。大きくは二つあります。
一つ目は「ブドウの皮の色の違い」です。
白ワインには基本的に白ブドウを使い、赤ワインには黒ブドウを使います。
二つ目は「発酵方法の違い」です。
白ワインは、白ブドウの実をつぶし、皮や種を取り除いた白いブドウジュースを発酵させます。
つまり、透明な「果汁だけ」を発酵して造るのが白ワインです。
一方で、赤ワインは、黒ブドウの実をつぶし、黒い皮と種を一緒に発酵させて造ります。
白ワインと違い、「果汁」と「皮・種」を一緒に発酵することで、皮と種から色みが抽出され、赤ワインとなるのです。
このように、ワイン造りにおいて、白ワインと赤ワインの色は「使用するブドウの皮の色の違い」「皮と種を発酵させるかの違い」によって違うのです。
最後に白ワイン、赤ワインそれぞれの造り方について、図とともに流れを見てみましょう。
・白ワインと赤ワインの色の違いは「ブドウの皮の色の違い」「発酵方法の違い」から来ている
ストップ!20歳未満飲酒・飲酒運転。
妊娠中及び授乳中の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与える恐れがあります。
ほどよく、楽しく、良いお酒。のんだあとはリサイクル。