白ワインと赤ワインの違いは?講座


白ワインと赤ワインの造り方

先ほど簡単にはお伝えしましたが、より詳細に白ワインと赤ワインの造り方はどのように違うのか、順番にお伝えします。


まず白ワインと赤ワインは、その名の通り「色」が違います。

では、その「色の違い」はワイン造りの工程において、どのようなところから来るのでしょうか。大きくは二つあります。


一つ目は「ブドウの皮の色の違い」です。

白ワインには基本的に白ブドウを使い、赤ワインには黒ブドウを使います。

二つ目は「発酵方法の違い」です。

白ワインは、白ブドウの実をつぶし、皮や種を取り除いた白いブドウジュースを発酵させます。

つまり、透明な「果汁だけ」を発酵して造るのが白ワインです。

一方で、赤ワインは、黒ブドウの実をつぶし、黒い皮と種を一緒に発酵させて造ります。

白ワインと違い、「果汁」と「皮・種」を一緒に発酵することで、皮と種から色みが抽出され、赤ワインとなるのです。


このように、ワイン造りにおいて、白ワインと赤ワインの色は「使用するブドウの皮の色の違い」「皮と種を発酵させるかの違い」によって違うのです。


最後に白ワイン、赤ワインそれぞれの造り方について、図とともに流れを見てみましょう。

まとめ

・白ワインと赤ワインの色の違いは「ブドウの皮の色の違い」「発酵方法の違い」から来ている

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