ワイン選びで「品種」が大切な理由講座


ワインと他のお酒の造り方を比べてみよう

ワイン選びの第一歩として、「ブドウ品種の特徴」を知ることが大切とお伝えしましたが、それはどうしてでしょうか?


ここではワインと他のお酒を比べることで、どうして好みのワイン選びに「ブドウ品種」が特に大切なのかをお伝えします。


まずは、それぞれの主な「原材料」の違いを見て行きましょう。

ワインと同じ醸造酒であるビールは、主に麦芽、ホップ、水の三つの原材料を使用します。

また、日本酒では、主にお米、米麹、水の三つの原材料を使用します。


一方で、ワインの原材料は、基本的に「ブドウ」だけなので、原材料であるブドウの味わいが、ワインの味わいにしっかりと反映されます。


そのため、まずは「ブドウの品種ごとの特徴」を覚えることが大切なのです。

そして、食用ブドウの巨峰やデラウェアの味わいが異なるように、ワイン用ブドウも品種が違うと「香り」や「味わい」が異なります。


そのため、ブドウごとの主な「香り」「味わい」の特徴を覚えていけば、ワインを飲む前でも「この黒ブドウ品種なら、ラズベリーのような味わいに、渋みは優しめ」など、ある程度味わいの予想ができるのです。


このようにワインを選ぶ際は、まずはブドウ品種で選んでみてください。

そして、これからは自分好みのワインに出会った時、そのワインに何の品種を使われているのかを確認してみてください。


次回以降のワイン選びの際、たとえ銘柄が違っても、その品種を使ったワインを選べば、近い味わいに出会えると思います。

まとめ

■ワイン選びで「品種」が大切な理由

・ワイン選びの第一歩は「ブドウ品種の特徴」を知ることから始める


・他のお酒と違い、ワインの原材料は基本的に「ブドウ」だけなので、原材料のブドウが味わいにしっかり反映される


・今後、自分好みのワインに出会ったらブドウ品種を確認してみる


・次回以降、その品種を使ったワインを選べば、近い味わいに出会える可能性あり

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