ワインが美味しくなる適温講座


02. ワインの温度の調整方法

ワインの温度の調整方法

ワインセラーがある場合は、適切な温度に管理していればセラーから出した時点で、そのままお召し上がりいただけます。


しかし、ワインセラーがなかった場合はどのようにワインを適温にすれば良いでしょうか。

お持ちでない場合は、冷蔵庫を活用するのが最も簡単な方法です。


例えば、ワインを室温で保管しており、室温が25度前後の場合で考えます。


特にしっかり冷やしたいスパークリングワインの場合は飲む「3〜4時間前」に、冷やして飲みたい白ワインやロゼワインの場合は「2~3時間前」に、室温から少し冷やしておきたい赤ワインなら「30分~1時間前」に冷蔵庫に入れておくと適温になります。


目安として、冷蔵庫から出して室温にワインを置くと「15分間で約1度上がり」ます。

最終的にはご自身の好みに合わせて冷やす時間を調整してみてください。


一方で、普段から購入したワインを冷蔵庫で冷やしていた場合は、先ほどとは逆に「15分間で約1度下がる」ことを目安に適温に調節すると良いです。


また、冷蔵庫で冷やす場合、白ワインやスパークリングワインを常温から適温にするまで「2~3時間」は最低でもかかってしまうので、すぐに適温で飲むことができません。


そのような場合、非常に便利なのが「ワインクーラー」です。

ワインクーラーの中にしっかりと氷水を入れ、ワインを冷やすと「1分で約1度下がっていく」ため、「15~20分ほど」でワインがしっかりと冷えます。

一つあると便利ですし、ワインのグッズとしてもお洒落なため、おすすめです。


また、さらに早く冷やしたい場合は、ワインクーラーの中でボトルを回しながら冷やしてみましょう。

こうすることでワインクーラーにそのまま置いている時よりも早く冷えていきます。

ただし、スパークリングワインの場合、開けた際にワインが勢いよく噴き出さないように優しく回してください。

まとめ

■ワインの温度の調整方法

【ワインが室温25度で冷蔵庫を活用する場合】

・スパークリングワイン:飲む3〜4時間前に入れる


・白ワイン、ロゼワイン:飲む2~3時間前に入れる

 

・赤ワイン:飲む30分~1時間前に入れる 


※冷蔵庫内では、15分間で約1度下がる

※室温25度に戻すと15分間で約1度上がる


【ワインが室温25度でワインクーラーを活用する場合】

・飲む15~20分前に入れる 


※氷水を張ったクーラー内では、1分で約1度下がる

※早く冷やしたい場合は、ボトルを優しく回す

ストップ!20歳未満飲酒・飲酒運転。
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