どんなワイングラスがいいの?講座


ワイングラスのタイプ

ワイングラスには、さまざまな形があるため、どのグラスが良いのか迷われた経験はないでしょうか。


実はワインはグラスの形状によって感じる味わいが少し異なります。そのため、グラスの形状ごとに最適なワインのタイプが違っているのです。


今回はそんなワイングラスの代表的な四つのタイプについてお伝えします。是非グラス選びの参考にしてみてください。

ボルドー型

一つ目は、ボルドー型です。


フランス・ボルドー産のような、色が濃く、果実味がしっかりとしていて、渋味が強い赤ワインに適したグラスです。

チューリップの花に似た形をしているため、チューリップ型ともいわれています。


このグラスは香りがふんわりと香り、渋味がまろやかに感じられるという特徴があります。そのため、渋味と酸味、甘みなどのバランスが整って感じられます。

ブルゴーニュ型

二つ目は、ブルゴーニュ型です。


フランス・ブルゴーニュ産をはじめ、色が淡く、繊細な果実味や渋味をもつ赤ワインを飲む際に最適です。


このグラスはワインの液面の面積が広くなるので、他のグラスと比べて空気にたくさん触れます。


その結果、より香りを引き出すことができ、さらに飲み口が狭まっていることから、香りをグラス内に閉じ込めることができます。


そのため、ピノ・ノワールをはじめ、繊細で華やかな香りを持つワインにおすすめです。

万能型

三つ目は、万能型です。


ボルドー型のグラスをもう少し小ぶりにしたイメージのグラスです。


すっきりとしたタイプの白ワイン、若くてフレッシュな赤ワインの両方に使えます。


このように赤・白ワインともに幅広く活用でき、果実味、酸味、渋みとバランス良く感じられることから、ワイングラスを一脚だけ購入する場合は、このグラスを持っておくと便利です。

フルート型

四つ目は、フルート型です。


シャンパンをはじめ、スパークリングワインを楽しむためのグラスです。


細長く、中で泡が立ち上っていく様子も楽しむことができます。

立食パーティーなどあまりスペースがない場所でも場所を取らないスマートな形状のグラスです。


ワインの液面が空気に触れる面積が小さいため、通常のワイングラスに比べて泡が抜ける時間を遅らせる効果もあります。

まず一脚買うなら?

四つのグラスを紹介いたしましたが、前述のようにまず一脚グラスを購入する場合は、万能型グラスがおすすめです。


または、普段ご自身が頻繁に飲むタイプに合わせて、購入するのも良いでしょう。

例えば、ボルドータイプのしっかりとした赤ワインがお好きな場合は、ボルドー型のグラスを購入すると良いです。

まとめ

■ワイングラスの代表的な四つのタイプ

・ボルドー型:色が濃く、渋味が強い赤ワインに最適



・ブルゴーニュ型:色みが淡く、繊細な果実味や渋味をもつ赤ワインに最適


・万能型:すっきりとした白ワイン、若くてフレッシュな赤ワインの両方に最適


・フルート型:スパークリングワインに最適


※もし一脚だけ購入する場合は、万能型が汎用性高く便利

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