ワインは実際に飲んでみるまで好みかは分からず、選ぶのに意外と苦労する方も多いのではないでしょうか。現在エノテカ・オンラインでは、そんな皆様のためにワイン好きのスタッフが実際に飲んだコメントを集めた、スタッフレビューを公開中です。
こちらのページでは、そんなスタッフ・レビューの中からエノテカ・スタッフが2022年に注目しているおすすめワインをご紹介。2021年から新規に取り扱いが始まった新銘柄やトレンドとして人気を集めているワインなど、ぜひ押さえておきたいキュヴェが勢揃いしておりますので、この機会に新たなワインに挑戦してみてはいかがでしょうか。
猪瀬 豊和
近年、世界的にライトでヘルシーな食事が好まれる傾向があります。チリのシャルドネと言えば、トロピカルフルーツの香りとリッチな果実感に程よい樽の香りが特徴でございますが、モンテスがその流行を受けて、樽を使わずにスレンレスタンクのみで作ったのがこちら。チリのシャルドネの凝縮した果実感とスレンレスタンク醸造によるフレッシュな酸の絶妙なバランスが魅力です。 普段とは違う、チリワインの一面を見た私は毎日このワインを飲んでもいいくらい惚れ込んでおります。幅広いお食事と合わせる事が出来るだけでなく、冷やしても常温でも美味しく飲む事ができる白ワインです。普段とは少し違うチリワインを是非飲んでみてください!
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干場 豊
近年注目を浴びているオレンジワイン。こちらはフランス南部、ラングドック・ルーションの有名生産者、ジェラール・ベルトランが手がけるオレンジワインです。グラスに注ぐと輝く橙色に胸が躍ります。香りは蜜リンゴを思わせる厚みのある果実、スイカズラのような爽やかなニュアンスと金木犀のアロマにうっとりとしてしまいます。 こちらのオレンジワインの私の一押しポイントは、温度で味わいの変化が楽しめるということです。お食事と合わせる際には少し高めの温度で厚みのある果実感を、おつまみとなら少し冷やしてよりフレッシュでミネラル感のある味わいをお楽しみください。
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山本 大介
ブルゴーニュをはじめ、高騰を続けるクラシックな産地の中でも、ピエモンテは銘醸地でありながら比較的まだ手に取りやすい価格帯で、かつ生産者やテロワールそれぞれの個性を愉しめる、私たちにとっての強い味方です。 ともすれば、やはりピエモンテ赤の基本3種(①ネッビオーロ②バルベラ③ドルチェット)は抑えておきたいところ。とりわけ、ランゲ・ネッビオーロはバローロの弟分として生産者の特徴を存分に味わうことができますし、名門レナート・ラッティが手掛けるキュヴェとなれば、ピエモンテファンだけでなく、新規開拓を目論むワインラヴァーの方にとってはうってつけの一本といえます。
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江阪 真優
農薬は一切使わずナチュラルなブドウを栽培する名門パスカル・ジョリヴェ!今ワイン業界でもトレンドのサスティナブルなワイン造りをしている注目の生産者です。ナチュラルなブドウ栽培だからこそ感じることのできる、ブドウ本来のピュアな果実味をご堪能ください! 南向きの畑から採れたこちらのソーヴィニヨン・ブランはジューシーさもあり私もハマってしまった1本です。そんな味わいのこの白ワインには、今が旬の白菜と豚肉のミルフィーユ鍋とのマリアージュがおすすめです。白菜の甘みと豚肉から出る出汁がよく合うので是非試してみてください!
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森部 冴子
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノさながらに造られたこちらのロッソ。とても標高の高い冷涼な畑や、少し南に下った比較的暖かい気候の畑などで採れたブドウを使用し、ロッソ・ディ・モンタルチーノの規定を大きく上回る熟成期間を経てからリリースされるのです。 味わってみると、驚くほどピュアで生き生きとした真っ赤な果実とほのかに香るバラやハーブのアロマが、フレッシュながら絶妙なエレガントさを演出しており、「これほんとにロッソだっけ?」と思わずラベルを凝視してしまいました。鮮やかなサンジョヴェーゼ・グロッソの魅力にどストレートに胸を打たれた1本です。
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清原 海
こちらは2021年からエノテカが新たに取り扱い始めたトーレスのワイン。どこか可愛らしさが残る赤い果実の甘酸っぱさの中に、胡椒などのスパイシーな香りをしっかりと感じられるのがこのワインの面白いところ!また口に含むとホッと膨らむ力強い果実味と共に細やかな渋みが広がります。 香りからの第一印象と飲んでからのギャップは、どこかイタリア北部で作られるバローロに通ずるものを感じました。アルコール度数もやや高く、一口飲めば何か料理が欲しくなる方も多いのではないでしょうか?お召し上がりいただく2時間程前に抜栓されるのをお勧め致します。長期熟成のポテンシャルを大いに感じる為、おまとめ買いをされても良いかも!
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梶田 浩司
氷河湖が散在する特異な地形に位置するフィンガーレイクス。冷涼な気候を生かしたエレガントなワインを産しており近年の地産地消、素材を生かした料理の流行、それらを発信する巨大都市ニューヨークにほど近い事から今注目の産地です。 クランベリーやラズベリー等の赤系果実、シナモンやピンクペッパー等のスパイスの香り。奥行きをもたらす適度なタンニンと、ブドウがよく熟している事を感じさせる穏やかな酸。時間の経過と共にお出汁のような旨味を感じる滋味深い味わい。気候や土壌に共通性のある地元北海道のピノ・ノワールを想起させます。ブルゴーニュを代表する石灰質土壌で造られたピノ・ノワールとは異なる、唯一無二のテロワールです。
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商品一覧
6 件
モンテス・リミテッド・セレクション・アンオークト・シャルドネ
白
フルーティー&ライプ
チリワインの確固たる地位を築いた、モンテス。シャルドネ本来の旨味溢れる、クリーンでフレッシュな果実味が魅力。 詳細を見る
4.3
(24件)2022年
2,420 円
(税込)
2021年
5,500 円
(税込)
2020年
5,500 円
(税込)
ピノ・ノワール・ライデンフロスト・ヴィンヤード
赤
チャーミング&パフュームド
世界で最も活発なワイン産地のひとつ、NYで巨匠サン・コムが手掛けるワイナリー。赤白どちらにも適した究極のテロワールから生み出されるワイン。 詳細を見る
5.0
(1件)2018年
7,150 円
(税込)
D 93