ワイン産地といえば、真っ先にその名の挙がるボルドー。長い歴史と伝統を持つボルドーに対して、高級なワインばかり…、赤ワインが有名、買ってもすぐに飲めず寝かせなきゃいけない! などのイメージをお持ちの方もいるのではないでしょうか?
ですが、ボルドーはそれ“だけ”にあらず!様々な魅力や楽しみ方があります。この機会に“だけ”じゃない魅力に触れてみませんか?
高級ワインだけじゃない!
1本10万円を超える五大シャトーが有名なため、高級ワインのイメージがあるボルドー。
しかし、ボルドーワインの生産量の50%以上を占めるのはAOCボルドー・ルージュとAOCボルドー・シュペリュールといった比較的お手頃なワインたち。今回はその中からおすすめ銘柄をご紹介します。
ボルドーワインの狙い目!?
ニューワールドで生産される安価でわかりやすいラベルのワインが人気を博したことで、同じ価格帯であるAOCボルドー・ルージュとAOCボルドー・シュペリュールは世界的な競争に晒されてきました。 そのため、この2つのアぺラシオンは、品質向上とイメージアップに尽力。その結果、手頃で品質の高い掘り出し物も多い、狙い目のカテゴリになってきているのです。
コスパ抜群!AOCボルドー・シュペリュール
しっとりとした果実味が魅力!バリューボルドー(※1)にも選ばれた注目のコスパワイン
2018年
3,080 円
(税込)
※1 ボルドーワイン委員会公認の日本ワイン界を代表する10人のテイスターによって毎年発表される「バリューボルドー」に2006~2008年、2010年選出。
ハイクオリティながらもお手頃価格フレッシュで豊かな果実味がチャーミングな赤
ル・ボルドー・ド・モーカイユ
- 赤ワイン
これはお買い得!とバイヤー陣が即決した、ムーリス村のトップシャトーが手掛けるお手軽ワイン。フレッシュで豊かな果実味がとてもチャーミングな赤。 詳細を見る
5.0
(1件)2013年
1,980 円
(税込)
AOCボルドー・ルージュに注目!
メルロ好き必見!スムースなスタイルのデイリーワイン
世界屈指のワインカンパニーが手がけるバランスに優れたブランドワイン
ムートン・カデ・ルージュ・オーガニック
赤
パワフル&ストラクチャー
シャトー・ムートンの血統を受け継ぐカジュアルワイン、ムートン・カデ。オーガニックの畑から生まれ、ワイン造りの「今」が詰まった、新たなる時代を築く1本。 詳細を見る
4.0
(26件)2022年
2,200 円
(税込)
有機栽培認証シャトーが手がける果実味と樽香が溶け込んだハイクオリティワイン
2019年
2,200 円
(税込)
ブドウ畑の未来につながる有機栽培
近年、カジュアルレンジのワインの中にオーガニックやビオを謳うものが見受けられます。2021年、ボルドーワイン委員会は有機栽培を実施する畑の増加(※2)を発表、フランスで初めてAOCポムロルが化学薬品による除草剤の使用を禁止するなど、産地として有機栽培への転換が進んでいます。決して容易なものではないにもかかわらず、手に取りやすい価格帯のワインにまで有機栽培されたブドウが使われているのは、最先端の栽培・醸造技術、そしてそれを叶える資本力のある産地だからこそ。
※2 Agence BIOによると、2020年時点でボルドーのブドウ畑のうち有機認証を取得している、もしくは転換中の土地は1万9,952haにも及ぶ。