こんにちは、12月23日～12月26日にかけての、百貨店特有の喧騒が好きな船橋東武店の川島です。

甲子園入場シーンを思わせるケーキ購入列をご案内する最後尾札、賑やかな店内で懸命にご案内を行う販売員さん経ちの明るい声、両手一杯にお買い物袋を下げて家路を急ぐお客様方の楽しそうなお顔……なぜかノスタルジックな気分になるのは、文化祭前日の高揚感に似たものを感じるせいでしょうか。

特に私が一番好きなのは、12月25日の営業終了後、クリスマスからお正月へと切り替わる店内装飾作業！

閉店の合図と共に、バックヤードで道具と共に待機していた職人さん達が一斉にスタートし、各々の持ち場で素早く、且つ丁寧に装飾を取り外し、また取り付けていく姿は、惚れ惚れするほど格好良いのです。

こちらのブログが投稿されるのは、百貨店がすっかりお正月に衣替えされた12月26日。

東武百貨店船橋店へお立ち寄りの際は、そんな皆様にもお店したいけどできない、百貨店の裏側で働く方々の活躍もご想像されながら、彩られた店内で、一足早いお正月気分を味わっていただければと思います。

さて、今回のスタッフブログ28話では、船橋東武店スタッフに「今年も1年頑張った自分へ贈るワインを選ぶなら？」というインタビューを行って参りました！

まだ年末年始用のワインをご用意されていない方は、参考にしてみてくださいね。

過去のスタッフ紹介記事と合わせ、どうぞ最後までお付き合いくださいませ。

（スタッフ名は、一部ペンネームにて失礼します）

バローロ・マルチェナスコ

［レナート・ラッティ ／ イタリア　ピエモンテ ／ 赤　重口 ／ 8,250円(税込)～］

昨年初めて飲んだ時に、最高に美味しくてびっくりしてから、お客様にもぜひあの感動を味わっていただきたいと、その情熱を伝え続けている1本。

ヴィンテージが若くても、まるで熟成ワインのような複雑味とエレガントさ魅力で、何度でも自分へのご褒美として飲みたいワインです。

モンテス・アルファ・エム

［モンテス ／ チリ　セントラル・ヴァレー他 ／ 赤　重口 ／ 13,200円(税込)］

実は、今年の年末に50歳になる私。

節目の歳として、そして目標としている「エノテカ初の還暦店長」へまた1歩近付くべく、長年販売し続けているモンテスの最上級キュヴェ「モンテス・アルファ・エム」を飲んで、気持ちよく来年を迎えたいと思います。

ガッティナーラ

［ネルヴィ・コンテルノ ／ イタリア　ピエモンテ ／ 赤　重口 ／ 6,820円(税込)～］

エノテカで働き始めた頃に初めて飲んで、衝撃を受けた1本。

あの時の感動を、今年1年のご褒美にゆっくりと味わいたいと思います！

アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ・クラッシコ

［アレグリーニ ／ イタリア　ヴェネト ／ 赤　重口 ／ 16,500円(税込)］

新卒でエノテカへ入社し、初任給で初めて買ったワインなのですが、官能的な香りと味わいに、「こんな赤ワインがあるのか！」と衝撃を受けたことをよく覚えています。

旨味、凝縮感、渋み、果実味と、どれをとっても美味しいワインです。

ケイマス・ヴィンヤーズ カベルネ・ソーヴィニヨン

［ケイマス・ヴィンヤーズ ／ アメリカ　カリフォルニア ／ 赤　重口 ／ 13,200円(税込)］

ボルドーを意識したエレガント系が主流になってきた他のカリフォルニアワインに比べ、昔ながらの濃さが未だに残っているため、この1本だけで十分に満足感を得られます。

1年間頑張った自分をゆっくり労うことができる最高のワインです。

アジンコート・カベルネ・マルベック

［ヤラ・イエリング ／ オーストラリア ／ 赤　重口 ／ 11,000円(税込)］

マルベック大好き！ 昨年秋にエノテカでのお取り扱いが始まってから、ずっと気になっていた1本です。

近年、マルベックといえば、まずアルゼンチンを挙げるようになりましたが、オーストラリアでは一体どんな味わいになるのか……やっぱり濃厚パワフル？ それともオーストラリアらしいフルーティさが出るのか？

これまでお値段に足踏みしていましたが、「ご褒美」の大義名分を得て、ついに購入しちゃおうかと考えております！

いかがでしたか？

スタッフそれぞれの好みがよく出た答えが返ってきたため、思わず笑いながらメモを取ってしまいました。

普段スタッフは、自分の好みではなく、お客様のご要望に沿ったワインを日々ご提案しているので、ここまで個人の色が出るセレクトは、かえって新鮮に楽しんでいただけたのではないかなと思います。

年末年始用のワインをまだご用意できていない皆さん！

ぜひぜひ、お近くのエノテカまで足を運んでみてくださいね。

それでは、この1年間、試行錯誤しながら書き綴っていたスタッフブログですが、お楽しみいただけましたでしょうか。

来年も引き続き、好き勝手に書いて参りますので、また気が向いたときに覗いてやってくださいね。

次回投稿は、2023年1月9日(火)を予定しております。

2024年こそは、世界中の方々がゆっくりとワインを楽しめる年になりますように。

どうぞ皆様、良いお年をお迎えください！！