6 件
まさに熟成ポテンシャルを秘めた感動の1本。バローロ好きには一度飲んでいただきたい1本です。セラーにすぐ入れました。 料理は合わせずにワイン単体でゆっくりと飲みました。 2019年を飲みました。最初から熟した赤い果実、ブルーベリーのような芳醇な香りがありますが、バラの印象はまだ蕾。 時間をかけてゆっくりと向き合っていくと、徐々にバラが咲いてきます。奥に潜むエレガンスが少し垣間見えましたが、もっと熟成させて、そのエレガンスに包まれたいと思いました。 タンニンや酸もまだしっかりとあり、骨格はしっかりしているので、1本セラーに入れて楽しみに待つのもこちらのワインの醍醐味だと思います。
レビュー全文を見る2023.11.13
飲んだ印象としては早いうちから楽しんでいただけるバローロだなと思いました。イチジク、ブラックベリーといった濃厚な果実味とシルクのようなタンニン、酸味のバランスがとても取れています。凝縮感もしっかりあるので飲みごたえ抜群です! ブルゴーニュ的なエレガントさも兼ね備えているのでブルゴーニュ好きの方にもぜひおすすめしたいです。スペアリブのバルサミコ煮込みなど、バルサミコソースとの相性は抜群です!
レビュー全文を見る2023.10.19
「洗練を極めた」とはよく言ったものである。まさにこの1本は、パオロ・スカヴィーノの魅力が詰まったワインです。ネッビオーロらしい淡くオレンジがかったワインは、グラスに注がれた瞬間から香りが広がります。チェリー、プラム、ネクタリンの甘い果実香。そしてほんのりと香るシナモン、リコリスの甘い樽香。芳醇とはまさにこのこと。甘く魅惑の香りに感動を覚えて、ひとくち。口当たりは色合いに反して、ガツンと。そう感じるほどに果実味があり、酸味も渋みもかなりしっかりしている。しかし、どこか上品で透き通った風味。舌に残るきめ細かいタンニン舌鼓を打つ。バローロは美味しい。周知の事実だが、改めて美味しさに確信を得ました。
レビュー全文を見る2023.10.06
新時代のピエモンテを象徴するワインであり、モダン・バローロのアイコン的存在ともいえる素晴らしいキュヴェです。注いだ瞬間から溢れる多種多様な果実、樹木や花々、スパイス類の香りには思わず吸い込まれそうになるほどの爆発的な迫力があり、口に含むと、シルクのような果実味と美しい酸が静かに広がる深遠な味わいが、長い余韻と共に訪れます。そしてこの静と動、陰と陽のバランスこそがこのワインの大きな魅力であると感じます。表題の交響詩のように圧倒的なスケール感と静寂を併せ持つこちらのワインは、数あるバローロの中でも確かな個性を確立しているトップキュヴェの1つと言えるでしょう。
レビュー全文を見る2022.10.24
こちらのワインは、パオロ・スカヴィーノが作る看板のワインであり、例えるなら一番弟子のようなワインです。スカヴィーノはさまざまな畑を所有しておりますが、フィアスクの畑は創業時から所有してる畑であり愛着のある畑です。 飲んだ瞬間に感じた事は、「ミュジニー・グラン・クリュ??」。妖艶な香りとヴォリュームのある香りが半永久的にワインを楽しむことができます。(香りだけで) 味わいは、とても凝縮感がありながらも、渋み、酸味とともにバランスが良く、さながらブルゴーニュ特級畑のように引き込まれていきました。 こちらのワインは数年の熟成を重ねるとより香りの要素が新たに出てきますので、ぜひ可能でしたら2本買いがおすすめです!
レビュー全文を見る2021.10.11
現代派の礎を築いた歴史的な造り手。 触れる度、ここまで胸を熱くさせる存在は他に類を見ません。ワインを生業としてしていくことを決めた生涯で、この銘柄を忘れる日は一度だって訪れないと思います。 前置きが長くなりましたが、、、伝統からあえて離れ、自分達の信じる道を進んだバローロ・ボーイズ。すでに伝統スタイルが確率された中での新たな挑戦には、賛否どちらもあったはず。それでも、ネッビオーロ種の可能性に懸け、新たなスタイルへと舵を切ったパオロ・スカヴィーノ。 他を寄せ付けない圧倒的なオーラ。形容するのが億劫になる程の無限のアロマ。造り手の生き様そのままが表現された世界観。今もなお現役でワインメイクに携わる彼らの生きる結晶を、幸運にも同じ時代に生きる皆様にも見届けて欲しい。リスクテイクの末に革新を起こした彼らのような存在が、ピエモンテという古典的なエリアの新たな道筋を示しています。
レビュー全文を見る2021.01.08
ストップ!20歳未満飲酒・飲酒運転。
妊娠中及び授乳中の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与える恐れがあります。
ほどよく、楽しく、良いお酒。のんだあとはリサイクル。