ワインのテイスティングってなに?講座


ワインのテイスティングは難しい?

ワインのテイスティングは難しそうに思えませんか?


確かに、ソムリエはワインの「外観」「香り」「味わい」について、神経を研ぎ澄ませて「どのようなワインか」「品質は高いか」「仕入れるべきか」などをプロフェッショナルとして判断しています。

しかし、気軽にワインを味わいつつ、単に自分の好みを知るためのテイスティングでは、このように難しく考える必要はありません。


もっと気楽にテイスティングをして、まずは自分の好みを知ることをゴールにワインを味わってみましょう。


そのためのコツとしては、ワインを漠然と飲むのではなく「軸を持つこと」です。


詳しくは後述しますが、例えば、白ワインを飲む際には「果物の風味」「酸味」「樽の風味」の三つを意識しながら飲んでみることをおすすめします。

白ワインを飲む際に、これら三つの軸を意識すると、白ワイン同士を比較することができ、自分の好みをはっきりさせることができたり、どんな味わいのワインだったかも覚えやすくなります。


軸と聞くと難しそうに聞こえるかもしれませんが、まずは少しずつで構いませんので、意識することから始めていきましょう。

例えば、AとBのワインがあった場合、「Aはグレープフルーツみたいな味わいで、酸味はしっかりしているな」「Bは黄桃のような味わいで、酸味は優しく、樽由来のバニラの風味がするな」などです。


もちろん、最初は「グレープフルーツっぽい」や「酸味が強い」などを感じとるのは難しいと思います。


しかし、漠然と美味しいかどうかで飲んでみた時に比べて、ワイン同士の違いが段々と分かるようになり、そのワインがなぜ好きなのか(例えば、青りんごっぽい味が好き、酸味は穏やかな方が好きなど)を知ることができるので、ワインを飲むことやワイン選びがもっと楽しくなると思います。


そのため、このLessonでは一見難しそうに見えるテイスティングについて、自分の好みを知ることをゴールとして、その基本を学んでみましょう。

まとめ

■テイスティングのコツ

・自分の好みを知ることをゴールに、漠然と飲むのではなく「軸を持つこと」から始める


・例えば、白ワインを飲む際には「果物の風味」「酸味」「樽の風味」の三つを意識する

ストップ!20歳未満飲酒・飲酒運転。
妊娠中及び授乳中の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与える恐れがあります。

ほどよく、楽しく、良いお酒。のんだあとはリサイクル。

エノテカ株式会社はアサヒグループです。