繊細でエレガントなワインが造られる産地、ドイツ。なかでも代表品種として有名なのがリースリングです。こちらのページでは、エノテカおすすめの生産者ごとに、まずは飲んでいただきたいリースリングをご紹介。ぜひこの機会にお気に入りのドイツワインを見つけてみてださい。
今注目を集めるリースリング大国、ドイツ
北緯50度付近に位置するブドウ栽培の北限の一つでもあるドイツ。その冷涼な気候から「繊細・エレガント」なスタイルのワインが造られており、近年では温暖化によるブドウの過熟を避ける目的や、ワインの消費者の趣向の変化によって今注目を集めています。
栽培地域の多くは河川付近の斜面に密集しています。太陽の光が川に反射しブドウの成熟を助けるとともに、川が空気よりも冷えにくいため夜間の保温効果をもたらす等、ブドウ栽培にメリットがあるからです。なかでもライン川周辺地域のモーゼルやラインガウを筆頭とした5つのエリアが主要産地として知られています。
そしてドイツワインの中でも有名なのが白ブドウ品種のリースリング。ドイツに植えられている全ブドウ樹の約1/4をリースリングが占めており、ドイツは世界のリースリングの栽培面積の6割を誇るリースリング大国なのです。今回エノテカ・オンラインでは、取り扱うドイツリースリングの生産者ごとの魅力を、チャートとともにわかりやすくご紹介。こちらをご参考に、ぜひお好みのワインをお選びください。
エノテカおすすめの5生産者
果実の旨味を引き出すモーゼルのスペシャリスト「シュタッフェルター・ホフ」
862年の創立以来、実に1160年という歴史を誇るドイツ最古の老舗ワイナリーの一つ、シュタッフェルター・ホフ。近年、オーガニックへの取り組みに注力し、ドイツの「GfRS」より認証を取得しています。彼らの拠点となるモーゼルは川沿いの急斜面が特徴。造り出すワインはフレッシュで生き生きとした果実の旨みとキリっとした酸、ミネラル感が魅力です。
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伝統によって培われた気品ある味わい、銘醸地ラインガウの名門「シュロス・フォルラーツ」
シュロス・フォルラーツはライン川沿いに広がる銘醸地、ラインガウに位置。彼らの歴史も古く、1211年のインヴォイス(明細書)からその歴史を書類にて証明ができる、世界最古のワイナリーと言われています。手掛けるワインは、ラインガウらしい真っすぐで活き活きとした酸が魅力。名門が銘醸地の歴史と共に積み重ねた伝統と、未来を見据えた革新の先に生み出した、一級品の味わいをお愉しみいただけます。
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自然農法で造られる澄んだ味わい、ラインヘッセンを代表する生産者「ヴィットマン」
ラインヘッセンは山脈に囲まれ温暖で乾燥した気候が特徴。ドイツ最大のワイン産地で石灰質土壌が多く、引き締まった味わいのワインが生み出され、オーガニック栽培も盛んです。ヴィットマンは、ドイツにおけるオーガニックワインの第一人者と言えるほど早い時期からの自然農法を実践。辛口ワインのパイオニアとしてラインヘッセンの品質向上に努めた功績が称えられ、数々のワイン専門誌で高く評価されています。
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バランスに優れる洗練された味わい、ナーエのスーパースター「デンホフ」
デンホフが居を構えるナーエは、モーゼル川とライン川の間に位置する比較的小さな産地。複雑な土壌を有し、様々な味のニュアンスを持った多様なワインが造られます。自然に配慮して造られる彼らのワインは、エレガントなスタイルが特徴。ワイン評価誌『デキャンタ』において「優れたリースリングを造ることに関して、ドイツを代表する造り手のひとつである。」と語られるほどの実力を誇る造り手です。
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テロワールの個性を豊かに表現する、バーデンのライジングスター「クランプ」
バーデンはドイツのワイン産地の中で最南端に位置する産地。9つの地域に分かれ、それぞれ地形・土壌・品種に特徴があり、赤ワインの生産も盛んです。そんなバーデンのライジングスターと称賛されるのがクランプ。ドイツのワインガイド『アイヒェルマン』にて、アウフシュタイガー・デス・ヤーレス(ライジング・スター・オブ・ザ・イヤー)を受賞しています。
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