タイプ別!おすすめ赤ワイン15選

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公開日 : 2022.7.23
更新日 : 2023.11.30
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タイプ別!おすすめ赤ワイン15選

ワインの中でも特にポリフェノールを多く含むと言われ、注目を集める赤ワイン。


普段の食事と合わせて楽しむリーズナブルなものから、お祝い事やギフトにも人気の高級なものまで、さまざまな赤ワインが日常のあらゆるシーンで活躍しています。


その一方で「種類が多くて選ぶのが難しい」という経験をした方もいるのではないでしょうか。


今日はテーブルワインにピッタリな3,000円以下の赤ワインを、【フルボディ】【ミディアムボディ】【ライトボディ】の味わい別に、ランキング形式でご紹介します。

目次

赤ワインの選び方

赤ワインとおつまみ

まずは赤ワインの4つの選び方をご紹介します。

1.ボディで選ぶ

そもそもワインのボディとは、口に含んだときの印象です。例えば、水と比べて牛乳や飲むヨーグルトなどは、口の中で重いと感じることがあるかと思います。


このように重たいと感じるワインを【フルボディ】、軽いものを【ライトボディ】、その中間を【ミディアムボディ】と表現することができます。


濃い味付けのソースを使用した料理には重ためのワインが、あっさりした味付けの食事には軽めのワインが合いますよ。


「今日はあっさりした味付けの食事に赤ワインを合わせたい」「軽いワインが飲みたいな」と思う時は、ライトボディのワインを選ぶようにしましょう。

2.品種で選ぶ

好きなブドウ品種を見つけると、普段の赤ワイン選びがぐっとラクになります。


口当たりが軽く、渋みが少ないものが好きという方にはガメイやピノ・ノワールの品種が。反対にフルボディで渋みがしっかり感じられるものが好きという方には、カベルネ・ソーヴィニヨンやシラーなどの品種がおすすめです。


様々なタイプを試して、自分の好みの品種を探してみましょう。

3.産地で選ぶ

ワインはブドウの果汁だけを使って造られています。したがって原料となるブドウの成熟度がダイレクトにワインの味わいにダイレクトに反映されるんです。


同じ品種でも、温暖な地域で造られるワインは果実味や甘味が豊かでフルーティーな印象に、冷涼な地域で造られたワインは酸味が豊かになる傾向があります。


ワインを選ぶ際は、その産地の気候は温暖なのか冷涼なのかを考えることもポイントの一つです。

4.その他(ヴィンテージ、生産者など)

さらに一歩踏み込んだ選び方をしたいという方は、ワインのラベルを見てみましょう。


例えばヴィンテージ。同じワインでもどの程度熟成されたかによって味わいは変わってきます。熟成した独特な風味をもつものが好きな方は古いヴィンテージのものを、フレッシュ感のある味わいが好きな方はヴィンテージの若いものを選びましょう。


ヴィンテージ以外にも、味わいを大きく左右するのが、ワインを造る生産者の特徴です。過去に飲んで美味しかったワインがある方は、同じ生産者の別の銘柄を試してみると、好みのワインと出会う確率を高められますよ。




それではランキングを紹介していきたいと思います。今回重視したポイントはこちら。

①美味しさ


②価格
 手に取りやすいか、気に入ったときにリピートしやすいかを重視しました。

おすすめのフルボディ 5選

1.レゼルヴァ・カベルネ・ソーヴィニヨン / ボデガ・ノートン

クリスタル・ガラスで有名なスワロフスキー社が所有し、今や世界60カ国以上にワインを輸出するボデガ・ノートン。こちらはカベルネ・ソーヴィニヨン100%で仕立てられた1本です。


2015年5月30日(土)の日本経済新聞のNIKKEI プラス1、「何でもランキング」の『1度は飲みたいあの国のワイン』では見事1位を獲得した実力派。


豊富な果実味と濃厚なタンニン、そしてほのかな樽香のバランスがよく、濃厚な赤ワインが好きな方にピッタリの味わいに仕上がっています。価格も手頃で、まだ飲んだことのない方にはぜひ試していただきたい1本です。

レゼルヴァ・カベルネ・ソーヴィニヨン
750ml

レゼルヴァ・カベルネ・ソーヴィニヨン

  • パワフル&ストラクチャー

  • 2022

    2,200

    (税込)

2.モンテス・アルファ・カベルネ・ソーヴィニヨン / モンテス

チリ随一のプレミアムワインの造り手、モンテスの看板ワイン。カベルネ・ソーヴィニヨンらしい清涼感と酸を備えた味わいが魅力で、チリワインの中でも高いクオリティを誇ります。


口に含むと芳醇な果実味と滑らかなタンニンとのバランスが良く、余韻まで長く心地よく続きます。主張が強すぎないので、日々の食事にも合わせやすいですよ。

モンテス・アルファ・カベルネ・ソーヴィニヨン
750ml

モンテス・アルファ・カベルネ・ソーヴィニヨン

  • パワフル&ストラクチャー

  • 2022

    2,750

    (税込)

3.ドメーヌ・ド・ヴィルマジュー・コルビエール・ブートナック / ジェラール・ベルトラン

『ワイン・エンスージアスト』誌において、ヨーロッパのワイナリー・オブ・ザ・イヤーを受賞した名門ジェラール・ベルトラン。こちらは、エールフランスで機内ワインとして採用されるなど、世界で高い評価を受ける赤ワインです。


南仏の代表的なブドウ品種カリニャン、シラー、グルナッシュ、ムールヴェードルの4品種をブレンドして造られており、ジューシーな果実味が魅力。


スパイシーな風味もあるので、スパイス感が苦手という方には注意が必要ですが、一度飲んだらクセになる味わいです。

ドメーヌ・ド・ヴィルマジュー・コルビエール・ブートナック
750ml

ドメーヌ・ド・ヴィルマジュー・コルビエール・ブートナック

  • リッチ&グラマー

  • 2021

    2,970

    (税込)

4.カイケン・エステート・マルベック / カイケン

カイケンは、チリを代表するモンテス社がアルゼンチンの地で生み出す赤ワイン。


よく熟した赤系果実の風味に、オーク熟成によるバニラの甘みが融合し複雑味のある印象。タンニンが豊富なので、フルボディかつ渋みの強いワインが飲みたいという方におすすめの1本です。

カイケン・エステート・マルベック
750ml

カイケン・エステート・マルベック

  • リッチ&グラマー

  • 2021

    1,980

    (税込)

5.ネプリカ・カベルネ・ソーヴィニヨン / トルマレスカ

トルマレスカは、アンティノリ社が「エレガントでトップクオリティのワインを造り出す」という信念の元に立ち上げたワイナリー。


南イタリアらしい溌剌とした印象で、果実味が口いっぱいに広がります。お食事との相性が良く、すき焼きや蒲焼などの和食とも合わせやすいフードフレンドリーなワインです。  

ネプリカ・カベルネ・ソーヴィニヨン
750ml

ネプリカ・カベルネ・ソーヴィニヨン

  • パワフル&ストラクチャー

  • 2020

    1,870

    (税込)

おすすめのミディアムボディ 5選

1.サングレ・デ・トロ オリジナル / トーレス

”キング・オブ・スペイン”と呼ばれ、「世界で最も称賛されるワインブランド」にも選ばれた名門トーレス。こちらは、付属している牡牛のマスコットがトレードマークの、見た目にも楽しい赤ワイン。


スペイン原産のガルナッチャとカリニェーナのブレンドで生まれる味わいはバランスの良い仕上がり。ほのかなスパイス感がクセになる、コスパ抜群の1本です。

サングレ・デ・トロ オリジナル
750ml

サングレ・デ・トロ オリジナル

  • リッチ&グラマー

  • 2022

    1,870

    (税込)

2.レ・ヴァンダンジュ セレクテッド・バイ・クリスチャン・ムエックス / ジャン・ピエール・ムエックス

生産者であるジャン・ピエール・ムエックス社はペトリュスをはじめ数々のプレミアムワインを育て上げた、ボルドーワインを語る上で欠かせない存在。


こちらは、元々ジャン・ピエール・ムエックス社が所有するシャトーで収穫の際に振る舞われ、皆で収穫の喜びを分かち合ってきたワイン。気軽にワインだけでも、食事と合わせても、リラックスして自由に楽しむことができる1本です。


開けたても良いですが、おすすめは抜栓2日目。時間はかかりますが、ワインの持つ旨みや複雑実がより感じられるようになりますよ。

レ・ヴァンダンジュ
750ml

レ・ヴァンダンジュ

  • チャーミング&パフュームド

  • 2019

    2,090

    (税込)

3.ラストー・ルージュ / ドメーヌ・デ・エスカラヴェイユ

フランス、ローヌに拠点を構える生産者、ドメーヌ・デ・エスカラヴェイユ。農薬や除草剤は一切使用しない自然派の造り手として知られています。


こちらは、グルナッシュ主体で造られるドメーヌ渾身のスタンダードキュヴェ。グラスから溢れ出す華やかなアロマと、ぎゅっと詰まったピュアな果実味が魅力の赤ワインです。


自然派ワインに興味がある方、グルナッシュで造られるワインを飲んでみたい方には特におすすめしたい1本です。

ラストー・ルージュ
750ml

ラストー・ルージュ

  • リッチ&グラマー

  • 2020

    3,080

    (税込)

  • D 92

4.ネプリカ・ネグロアマーロ / トルマレスカ (アンティノリ)

こちらのワインは、イタリア・プーリア州の魅力を気軽に愉しめるワインです。


凝縮感のある果実味とフレッシュな酸味のバランスが心地よく、タンニンも柔らか。しっかりとしたコクがありながらも、口当たりはサラっとしているため飲み疲れすることがありません。日々の食卓に寄り添ってくれる、質の高い1本です。

ネプリカ・ネグロアマーロ
750ml

ネプリカ・ネグロアマーロ

  • リッチ&グラマー

  • 2022

    1,870

    (税込)

  • JS 90

5.エスクード・ロホ・レゼルヴァ・カルメネール / バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド・マイポ・チリ

世界有数の一大ワインメーカー、バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド社がチリで手掛ける赤ワイン。


カルメネール100%で造られるこちらのワインは、シルキーな舌触りと、厚みのある果実味に加えて甘草や黒胡椒、コーヒー豆などのニュアンスが感じられるのが特徴。


飲みやすいながらも少し特徴的なワインを飲んでみたい方や、スパイスを効かせた料理と合わせたい方に特におすすめです。

エスクード・ロホ・レゼルヴァ・カルメネール
750ml

エスクード・ロホ・レゼルヴァ・カルメネール

  • リッチ&グラマー

  • 2019

    2,145

    (税込)

  • JS 93

おすすめのライトボディ 5選

1.モンテス・アルファ・ピノ・ノワール / モンテス

チリ最高峰ワイナリーとしての地位を確立しているモンテス。


こちらのワインは、熟したチェリーやラズベリーのような濃密な赤系果実のアロマに、白コショウやスミレのような花のニュアンスが特徴。開けたてからすぐに美味しく、余韻が長いのも魅力です。


ピノ・ノワール好きの方にも、これまでライトボディのワインはあまり飲まなかったという方にも満足して頂けるであろう、高いクオリティを誇る1本です。

モンテス・アルファ・ピノ・ノワール
750ml

モンテス・アルファ・ピノ・ノワール

  • チャーミング&パフュームド

  • 2022

    2,750

    (税込)

  • JS 92

2.コルテ・ジャーラ・ヴァルポリチェッラ / アレグリーニ

ワイン評価誌ガンベロ・ロッソの2016年版にて「ワイナリー・オブ・ザ・イヤー」を受賞し、イタリア最高の生産者に輝いたトップ生産者アレグリーニが造る1本。


酸味と柔らかな果実味の調和がとれた味わいが魅力で、「ライトボディのワインは好きだけど酸味が苦手……」という方にもおすすめ。


幅広いジャンルの食事と合わせやすく、価格も1,000円台とコストパフォーマンスに優れたワインです。

コルテ・ジャーラ・ヴァルポリチェッラ
750ml

コルテ・ジャーラ・ヴァルポリチェッラ

  • チャーミング&パフュームド

  • 2022

    2,090

    (税込)

3.レ・コティーユ・ピノ・ノワール / ドメーヌ・ルー・ペール・エ・フィス

ドメーヌ・ルー・ペール・エ・フィスは、ブルゴーニュのメゾン・ドメーヌとしては非常に珍しく1885年から家族経営を貫く生産者。


こちらは、ブルゴーニュのサン・トーバンやコート・ドールの南端、その他地域のピノ・ノワールをブレンドして生産される1本。ブルゴーニュと名乗ることはできませんが、エレガントなスタイルはブルゴーニュのピノ・ノワールそのもの。


料理を選ばないためどんなシーンにもマッチしてくれる万能な1本です。

レ・コティーユ・ピノ・ノワール
750ml

レ・コティーユ・ピノ・ノワール

  • チャーミング&パフュームド

  • 2021

    2,530

    (税込)

  • JS 90

4.セラー・セレクション・ピノ・ノワール / シレーニ・エステート

国内外のコンクールで多数の受賞歴があるニュージーランドの生産者、シレーニ。


こちらは、溢れる果実のアロマに軽やかなタンニンが心地良い赤ワイン。暑い季節には、少し冷やしても美味しく楽しめますよ。


その上品な味わいは特に和食と相性が抜群。常備する1本としてもおすすめです。

セラー・セレクション・ピノ・ノワール
750ml

セラー・セレクション・ピノ・ノワール

  • チャーミング&パフュームド

  • 2022

    2,200

    (税込)

5.スペシャル・エディション・ピノタージュ / レオパーズ・リープ

南アフリカを代表する品種ピノタージュとサンソ―で仕立てられたこちらの赤ワインは、黒系果実の濃厚かつフレッシュなアロマに、オーク樽由来のスパイスのニュアンスが溶け合った複雑な香りが魅力。


口に含むと、ベリー系の果実味が前面に出た味わい。続いてなめらかなタンニン、エレガントな余韻が広がります。エスニック料理などと好相性の1本です。

スペシャル・エディション・ピノタージュ
750ml

スペシャル・エディション・ピノタージュ

  • リッチ&グラマー

  • 2022

    2,970

    (税込)

赤ワインを楽しむコツ

せっかく用意した赤ワイン。どうせ飲むならその美味しさを最大限に引き出したいもの。


ここでは赤ワインをより楽しむポイントをご紹介します。

適正温度で飲む

赤ワインの温度を調整するときは、赤ワインのタイプに合わせて適切な温度に調整することが大切です。


ライトボディ~ミディアムボディの赤ワインは少し低めの12~14度、フルボディの赤ワインや熟成感のある赤ワインは、少し高めの16〜18度にするとよりソフトなタンニンと複雑な香りや味わいを楽しむことができます。


また、赤ワインの味わいによっては、8~11度といつもよりしっかり冷やしたり、氷を入れて飲むのもおすすめ。少し低めの温度にすることで、ワインの酸味やタンニンが引き締まり、より美味しくいただけます。


赤ワインを飲む際は、冷やしめから徐々に温度を上げながら飲んでいくと、自分の好みの味わいになる温度を見つけやすいですよ。

料理とのペアリングを楽しむ

ワインのボディに注目しておつまみを選ぶとペアリングの質がグッと上がります。


例えば、ライトボディの赤ワインには、さっぱりとした味付けの料理が。フルボディのワインには、濃い味付けのものやコクのあるソースがかかった料理などを選ぶことで味わいが調和します。


ボディを合わせるだけでも十分ですが、もう一歩踏み込んでペアリングを考えてみたいという方は、ワインとおつまみの「香り」や「味わい」、「風味」に注目してみましょう。共通項の多いもの同士を合わせると、自然と口の中で調和が生まれます。


例えばスパイシーな赤ワインには同じくスパイスが効いた料理を。フルーティーな赤ワインにはフルーツサラダのように同じく軽めで爽やかな料理がおすすめですよ。

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赤ワインと白ワインの違い

赤ワインと白ワイン

今回おすすめの赤ワインをご紹介しましたが、そもそも「赤ワインと白ワインは、色以外にどんな所が違うの?」という方へ、その違いをご紹介しようと思います


まずは原料の違いです。赤ワインは主に「黒ブドウ」で、白ワインは主に「白ブドウ」で造られます。


また、原料以外にも製法も異なります。ブドウ果汁に加えて皮や種も含めて発酵させて造るのが赤ワイン、皮を取り除いたブドウを絞って果汁だけを発酵させて造るのが白ワインです。


白ワインも黒ブドウを使用する場合がありますが、果汁だけを発酵させるか、丸ごと絞って発酵させるがポイントとなります。


そんな白ワインとの違いにも注目しながら、赤ワイン特有のボディや渋み、旨味を感じてみてくださいね。

まとめ

ボディや産地、品種によって全く異なる魅力を持ち合わる赤ワイン。


ポイントを押さえると、今まで以上に赤ワイン選びが楽しくなりますよ。


今日はどんな赤ワインを飲もうかな?と迷ったら、是非今回のランキングを参考にしてみてくださいね。

赤ワインの一覧はこちら
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