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ワインショップ・エノテカ 船橋東武店

〒273-8567 千葉県船橋市本町7-1-1 東武百貨店船橋店地下1階 4番地
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船橋東武店のブログ

頑張らない日のおうちワイン

川島

2023.07.25
ブログメイン画像

こんにちは、船橋東武店の川島です。

最寄り駅のツバメが、ようやく孵りました~!!

ビーカー教授のような頭、グレーのもさもさした産毛に、白い一文字のクチバシが妙に目に付く風貌。まだあまりツバメらしくないその姿は、正直あまり可愛くないのに、なぜかとっても可愛いくて、朝晩の通勤時に必ず見上げてしまいます。

5羽の雛たちが、どうか無事に巣立ちますように!


さて、今回のスタッフブログ16話では、さて、今回のスタッフブログ17話では、新商品紹介のために公開を延期しておりました「じめじめした休日にぴったりなワインと、簡単ズボラレシピ」をご紹介いたします。

(ペペロンチーノのレシピだけチェックしたい方は、ページ下部までスクロールしてください)


元々は6月27日に投稿する予定の記事だったため、メイン画像が紫陽花と季節外れになってしまい、申し訳ございません;;

飼い猫の襲撃を掻い潜りながら撮影した、我が家の紫陽花(歴代の母の日ギフトが地植えして育ったもの)を見て和んでいただければ嬉しいです。

怠惰でも“プチ贅沢”な休日のススメ

関東地方は7月22日に梅雨明けの発表がありましたが、雨、最後に振ったのはいつでしたっけ……?

天気予報は見渡す限り晴れ、熱中症警戒アラートはほぼ毎日真っ赤、一日中サウナにいるような熱風と湿気……毎日毎日、嫌になってしまいますよね。

冷房との寒暖差に自律神経も乱れがちで、仕事中はなんとか持ち堪えられても、帰宅後や休日にどっと疲れが出てしまう方も多いのではないでしょうか。


そんな中にやってしまいがちなのが、「だらだら過ごしただけで終わってしまった休日」


それだけ疲れが溜まっているということで、だらだら過ごすのも悪いことではないとわかってはいるのですが、翌日に仕事を控えた夕方、夕焼け空を見ながら「ああ、この休みも何もせずに終わっちゃったな……」と、怠惰に過ごした休日を後悔しがちな私;;

「私も~!」と同意してくださるお仲間さんも、少なくないのではないでしょうか。


そんなスッキリしない休日を過ごしてばかりいては、仕事へのモチベーションや、作業効率も下がるというもの。

休日は休日らしくしっかり充電し、心身ともに「よし、しっかり休んだぞ!」というメリハリが欲しい。でもわざわざ外出する程の気力は湧かない……そう、頑張らずにリフレッシュしたい!!


そんなわがままな私が、最近実践しているのは、「“自分で料理して美味しいものを食べる”というちょっとした達成感を味わいつつ、なんでもない日に良いワインを開けちゃう」こと。


スーパーやデパ地下でちょっと良いお惣菜を買ってくるのも良いのですが、“料理をする”という小さな達成感がプラスされることで、更にリフレッシュ感が増す私は、市販品アレンジ程度であっても、出来る限り自分で調理するようにしています。


テーマは「怠惰でもプチ贅沢」。

買い物には出たくないので、まずは使えそうな食材を探しに、キッチンを捜索します!

キッチンから発見された品々。普段はもちろん、こんな綺麗に小皿で用意しません;;

まず発見したのは、メゾンボワールのオイル漬け!

賞味期限が遠いということもあり、以前購入しておいた私のナイスプレーが飛び出します。

スパゲッティ(乾麺)は、災害時の非常食としても普段から多めにストックしてありますので、今回は「広島県産牡蠣のオイル漬け ガーリック風味」を使って、ペペロンチーノを作ることにしましょう。


エノテカのワインショップやオンラインショップでお取扱いしているメゾンボワールとは、「家とワインと美味しい時間」というコンセプトで仕立てられたちょっと贅沢なオードブルシリーズのこと。

メゾンボワールとは、フランス語で「家+飲む」という意味があるそうです。


私はこちらのオイル漬けシリーズが好きで、入荷する度に1,2個購入しては、ストックしておいて、時々ワインのお供にさせていただいております。


メニューがペペロンチーノと決まれば、次は他の具材探し。メゾンボワールはこれだけで十分美味しいのですが、今回はおつまみとしてのペペロンチーノを作りたいので、もう少し具が欲しいところ。捜索場所を冷蔵庫へと変更します。


そうして見つかったのは、写真のラインナップ。味噌汁か何かに使ったしめじの残り、だいぶ前に買って使い切れずにカットして冷凍しておいたパプリカ、だいたい常備している玉ねぎ。

これだけあれば、具だくさんのペペロンチーノができそうです。

船橋東武店では、店内奥の冷蔵庫にて、常時数種類をご用意しております。

写真を撮るために、しめじはほぐし、玉ねぎはみじん切りにし、メゾンボワールは具とオリーブオイルに分けて、大さじ2杯ほどのオリーブオイルにはにんにくと鷹の爪を入れておきました。

(メゾンボワールの瓶に残ったオリーブオイルは、後日モロッコいんげんのペペロンチーノ炒めにしました)


結婚式の引き出物でもらった大きめの鍋に、約1Lの水、小さじ1杯の塩を入れて火にかけ、お湯が沸く間にソース作りも並行していきましょう。


テフロン加工にやや不安のないフライパンの登場。にんにくと鷹の爪が入ったオリーブオイルと玉ねぎを中火(~弱火)にかけ、焦げないよう適度にかき混ぜながら、玉ねぎがきつね色になるまでじっくり炒めます。

このあたりから既に漂うイタ飯屋さんの良い香り。俄然、気分が高まってきました。


沸いたお湯にスパゲッティを投入。茹で上がったあとに、ソースを吸わせるので、袋に書いてある茹で時間よりも1分短い時間でタイマーをセットし、鍋底へくっつかないよう、時折かき混ぜます。


しめじとパプリカを加え、油が全体に回ったかな~というタイミングで、スパゲッティを茹でている最中の鍋から、お玉2杯分の茹で汁を加えます。

ペペロンチーノに必要なのは、乳化。スパゲッティから出たデンプンを含んだ茹で汁で、本来は混じり合うことのないオリーブオイルと茹で汁を乳化させ、味わいにコクを出し、スパゲッティとソースを絡みやすくさせます。


フライパンの底を擦るようにソースを練る度、「料理の基本は、乳化と糊化」という小説で見かけた一文を思い出します。料理上手なその登場人物になった気分で、塩、コショウ、バジル、オレガノを加えてフライパンを揺すり、味見。ちょっとしょっぱいかな?くらいの塩梅になるまで、少しずつ塩か醤油(1,2滴)を足していきます。

ソースが白っぽく濁り、とろみがでてくれば、ソースの準備はOK。


茹で上がったスパゲッティの水気をよく切り、完成したソースへ投入。そのまま食べて美味しいメゾンボワールの具も、このタイミングで入れましょう。

トングで混ぜ合わせながら、スパゲッティへソースを吸わせ、水気がなくなれば、ついに完成です!

ちょっと見栄えは地味ですが、無事に完成しました!

使った調理器具の洗浄もそこそこに、主役のワインの登場です。

今回は牡蠣も入ったペペロンチーノなので、ラメッレ[イル・ボッロ / イタリア トスカーナ / 白 辛口 / 5,500円(税込)]を空けちゃいましょう~!


ラメッレは、フランス ブルゴーニュのシャブリと同じく、昔海底だった貝殻の地層のある水捌けの良い土壌で育ったシャルドネ100%の辛口。グレープフルーツのような程良い酸味と苦味が楽しめるミネラリーな味わいが魅力の白ワインです。


船橋東武店でも年に数回開催している「よりどり3本1万円セール」にラインナップされると、真っ先に完売する人気ワイン。

この貝殻のエチケットに見覚えのある方も多いのではないでしょうか。


ガーリックが効いたペペロンチーノは、オレガノ香りが良いアクセントになっています。時折現れる牡蠣とワインのマリアージュはもちろん最高!

玉ねぎはソースのイメージで、全て微塵切りにしてしまいましたが、一部短冊切りにして、食感を残しても良かったかもしれません。しめじは和食にも洋食にもなれる万能キノコですね。


日本では「牡蠣にはシャブリ」というフレーズが有名ですが、正しくは「牡蠣とオリーブオイルにはシャブリ」ですね……そんなことを考えながら、フォークは止まりません。

今回はシャブリではなく、似た味わいのラメッレですが、個人的に、牡蠣と白ワインを合わせる場合は、牡蠣に醤油やポン酢ではなく、“オリーブオイルに塩”がおすすめです。


今回はスパゲッティ、つまりロングパスタで作ってみましたが、「おつまみ」として摘まむ回数が欲しい方は、ショートパスタ(ペンネやマカロニ)で試してみてくださいね。


それでは、レシピのまとめです。

メゾンボワールで簡単ペペロンチーノ


■材料(1人分) □パスタ ・スパゲッティ(乾麺) … 100g ・茹でるための水 … 約1L ・塩 … 小さじ1杯 □スパゲッティソース(基本) ・メゾンボワール「広島県産牡蠣のオイル漬け」… 1個 ・玉ねぎ … 1/4個 ・にんにく(チューブ、または刻む) … 小さじ1,2杯 ・鷹の爪 … お好み ・スパゲッティの茹で汁 … お玉2杯分 ・塩 … 適量 ・コショウ … 適量 ・バジル … 適量 ・オレガノ … 適量 ・醤油 … お好み □スパゲッティソース(あればより美味しい) ・パプリカ … 1/4個 ・しめじ … 1/4株 ・他、季節の野菜など ■下準備 ①メゾンボワールの瓶から、具を取り出しておく。 ②玉ねぎは微塵切りに、パプリカは短冊切りに、しめじは解しておく。 ■作り方 ①大きめの鍋へ水と塩を入れて沸騰させ、「既定の茹で時間より1分短い時間」で、スパゲッティを茹でる。(袋に7分と書いてあるものであれば、6分茹でる)  ※ソース作りで茹で汁を使用するので、全て捨てないよう気を付けてください。 ②下準備①で用意した具なしのメゾンボワールから取り出した大さじ2杯分のオリーブオイルと、鷹の爪、にんにく、フライパンで中火にかけ、香りが立ったら玉ねぎを加えて炒める。 ③玉ねぎが狐色になったら、しめじとパプリカを加え、全体に油が回ったら、パスタの茹で汁を加える。 ④茹で汁が白っぽく、少しトロっとしてきたら、塩、コショウ、バジル、オレガノを加え、味を調える。  ※「ソースだけ舐めるとちょっと塩辛いかな」程度の味の濃さがベスト。コクが足りないと思ったら、塩か、醤油(1,2滴)を足してください。 ⑤作り方①で茹で上がったスパゲッティをしっかり水切りして、取り分けていたメゾンボワールの具と一緒に、作り方④のフライパンへ加える。ソースをスパゲッティ全体へ吸わせるように混ぜ、水気がなくなるまで炒めれば完成。 ■ポイント ①メゾンボワールの瓶へ、前日から鷹の爪とにんにくを加えておくと、更に美味しいです。 ②追加する野菜などの量によっては、オリーブオイルを追加してください。 ③今回はスパゲッティ(長い麺)でご紹介しましたが、おつまみとして“つまむ”回数を増やしたい方は、ショートパスタ(マカロニなど)で作ってみてください。 ④ソース作りの際、茹で汁を乳化(白っぽくなるまで煮る)させられたかどうかが、仕上がりの良し悪しに影響します。 ■ペペロンチーノにおすすめのメゾンボワール ・広島県産牡蠣のオイル漬け ・瀬戸内産たこのアヒージョ ・陸奥湾産ベビー帆立のオイル漬け ・国産鶏の砂肝のアヒージョ

いかがでしたか?


まだまだ夏の暑さはこれから!

ゆっくりじっくり、満足感のある休日を過ごすことで、平日の暑さ忙しさを乗り切れるよう、頑張っていきましょう~。


次回投稿は、8月8日(火)を予定しております。

どうぞお楽しみに!

今回ご紹介したワインはこちら

ラメッレ

イル・ボッロ
4.3 (62件)
ライトボディ
4
フルボディ

2023

5,500

(税抜価格5,000円)

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