まず知っておきたい4大ワイン新興国講座


概要

実はアメリカは、イタリア、フランス、スペインに次ぐ、ワイン生産量において世界第4位(※1)の国です。


また、ワインの国内消費量に関しては、なんと世界第1位(※2)で、世界のワイン消費をリードしています。

そして、アメリカのワインといえば、カリフォルニアのワインを浮かべる方もいらっしゃるかもしれません。実はアメリカにおいて、カリフォルニア州はワインの全生産量の約80%を占めます。


カリフォルニア州は気候が良く、日照時間も長く、雨も少ないです。

一方で、太平洋の冷たいカリフォルニア海流の影響で霧が発生し、ブドウ畑を冷却してくれるため、ブドウはゆっくりと成熟します。


造られるワインは、その恵まれた気候のため、果実味がしっかりとしたタイプが多いです。


※1 2020年実績。O.I.V.の発表による。

※2 2021年実績。Wine Institute調べ。

代表的な産地

アメリカの代表的な産地は、カリフォルニア州のナパ郡の「ナパ・ヴァレー」です。

カベルネ・ソーヴィニヨンが栽培面積の約50%を占めており、有名なワインではオーパス・ワンをはじめ、高級なカリフォルニアワインも数多く造られています。

造られるワインは濃厚で力強く、華やかなボルドータイプのワインが多いです。


一方で、近年ではナパに隣接するソノマ郡も注目を集めています。

こちらはより海岸線に近づくため、冷たいカリフォルニア海流の影響を受けるため、ピノ・ノワールやシャルドネを用いたブルゴーニュタイプのワインを中心に造られています。

まとめ

■ワインの生産量

・世界におけるワイン生産量:第4位(2020年実績)


■代表的な産地:カリフォルニア州

・ナパ郡ナパ・ヴァレー:

主な栽培品種とワインのタイプ:カベルネ・ソーヴィニヨン主体のボルドータイプの赤ワイン


・ソノマ:

主な栽培品種とワインのタイプ:ピノ・ノワールやシャルドネのブルゴーニュタイプのワイン

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