まず知っておきたい4大ワイン新興国講座


概要

ニュージーランドにワインのイメージはお持ちでしょうか?


ニュージーランドは1800年代からワイン造りが行われ、しばらくは国内消費が中心でした。


しかし、1980年代からソーヴィニヨン・ブランの白ワインが国際的に評価され、今では世界のワイン銘醸地としての地位を確立しています。

ニュージーランドでは、このソーヴィニヨン・ブランがブドウの収穫量では全体の約7割も占めています。


一般的にはステンレスタンクを用いてブドウのピュアな味わいを引き出すことが多く、青草のような香りを持ち、しっかりとした桃やパッションフルーツのような果実味に、フレッシュなスタイルなワインとなります。


一方で、1990年代ではピノ・ノワールの赤ワインで注目を浴び、白ワインではソーヴィニヨン・ブラン、赤ワインではピノ・ノワールがニュージーランドで特に成功した品種のワインとなっています。

代表的な産地

ニュージーランドを代表する白ワインの産地として挙げられるのは、「マールボロ」です。

ソーヴィニヨン・ブランの栽培面積が約8割を占め、主にハーブのような香りとトロピカル・フルーツのような果実味を持ったスタイルのソーヴィニヨン・ブランが造られています。


また、赤ワインの産地としては、マーティンボロが挙げられます。

1970年代にブルゴーニュの気候に似ているというレポートが発表され、その後ワイナリーが次々と設立されました。今ではそれらワイナリーが素晴らしい品質のピノ・ノワールを造り上げています。

まとめ

■代表的なブドウ

・白ブドウ:ソーヴィニヨン・ブラン(国内のブドウ収穫量の約7割を占める)

・黒ブドウ:ピノ・ノワール


■代表的な産地

・マールボロ:ソーヴィニヨン・ブランで有名

・マーティンボロ:ピノ・ノワールで有名

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