レストランでのスマートな注文方法は?講座
目次
03. ワインの注文
レストランでワインを注文する際は、大きく三つのパターンに分けられると思います。
ここではその主な三つのパターンを見て行きましょう。
一つ目は、グラスワインを注文することです。
レストランにはボトルワインだけでなく、基本的にはグラスワインも用意されているでしょう。
どのようなグラスワインがあるのかリストで確認してみましょう。
二つ目は、ボトルワインを注文することです。
レストランでは本型のワインリストを用意されている場合が多いです。
ワインリストからワインを選ぶことはハードルが高いかもしれませんが、リストの読み方は後述します。
三つ目は、ペアリングコースを注文することです。
コース料理を提供しているお店では、そちらに併せてペアリングコースを設けている場合も多いです。
これはコース料理にソムリエが考えたおすすめのワインを出してくれるため、ワイン選びに困った際やいろいろなワインを試したい時にはぜひ注文をしてみましょう。
一つ目、二つ目のグラスワイン、ボトルワインを注文する際に悩んだ時、お店にソムリエがいる場合は気軽に相談してみてください。
相談する際のポイントとして、大きく三つ押さえておきましょう。
一つ目は、「好みを伝えること」です。
自身やお連れ様の好みがある場合はお伝えしましょう。ソムリエが好みを考慮して選んでくれます。
二つ目は、「ワインと料理の相性を相談してみること」です。
例えば、既に料理が決まっていた場合は料理を中心にワインを提案いただくか、または料理が決まっていない場合は好みのワインを中心に料理を相談しても良いでしょう。
三つ目は、「予算を伝えること」です。
予算を伝えて良いのかと躊躇してしまう方も多いかもしれません。しかし、予算を伝えてもらうことで、ソムリエとしては安心してワインの提案ができるのです。
また、大切な方を連れている時は、予算を口に出しづらい場合もあると思います。
その際は、ワインリストのグラスやボトルワインの価格を指して「このあたりでお願いできないでしょうか」とお伝えするとスマートです。
一般的なワインリストに書かれている情報は「赤白などのタイプ」「国・地域名」「ワイン名」「生産者」「生産年(ヴィンテージ)」「価格」「ボトルサイズ」です。
これらの情報がお店によりますが基本的には「タイプ別」「国・地域別」の順で掲載されていることが多いです。
ワインリストを見る時の主なポイントは二つです。
一番多く載せている「国・地域」「価格帯」の二つを確認することです。
沢山リストに載っているものはレストランが特に力を入れていると判断できるので、一度リスト全体を軽く眺めて確認してみましょう。
しかし、フランス語やイタリア語などその国の言語で書かれたワインリストを読み解くことは難しいです。
そのため、困った時は先ほどのポイントを踏まえて、すぐにソムリエに相談しましょう。ソムリエも快く相談に乗ってくれます。
■ワインの注文の三つのパターン
・グラスワイン
・ボトルワイン
・ペアリングコース
■ソムリエへ相談する際の三つのポイント
・好みを伝えること
・ワインと料理の相性を相談してみること
・予算を伝えること
■ワインリストを見る時の二つのポイント
・一番多く載せている「国・地域」「価格帯」の二つを確認する
ストップ!20歳未満飲酒・飲酒運転。
妊娠中及び授乳中の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与える恐れがあります。
ほどよく、楽しく、良いお酒。のんだあとはリサイクル。